電車で席を譲る時の話

「貴方が心配」って要するに「私が不安」って言ってるんだよね - ←ズイショ→

 読みましたー。で、あんまり関係ない話っていうか、これを読む前に「あ、これ明日書こう」って昨日思ったことがあって、今からそれを書くんだけれど、上の記事と全く無関係な話でもないような気がしないでもない。なのでとりあえずリンクを貼っておくけれど、書き終わった段階で読み返すと無関係な話かもしれないので、そこらへんはご容赦くださいって感じです。

 電車に優先席ってあるじゃないっすか。別名シルバーシート。最近はあんまり言わないかな。あそこの席が空いていたら皆さんは座りますか?俺の場合、めちゃくちゃガラガラの電車だったら座る場合もあるんだけれど、たとえば通勤中などそれなりに混んでいる電車で優先席が空いていた/空いた場合は座らないようにしている。で、これなんでかっていうと、座った後に爺さん婆さんや怪我人、妊婦さんが乗ってきたら、譲んなきゃいけないし、それがクソめんどくせぇな、と思うからです。で、この譲るっていう行為もその人が心配だからとかそういう要素が1mmも無くはないけど、あくまで1mm程度でして、それよりも周囲の他人に「こいつ、目の前に優先席に座るべき人がいるのにシカトして座ってやがる」って思われたくないから譲る、という面の方が大きい。うむ。我ながらクソ野郎だとは思うけどさ。んで、こういう諸々がめんどくさいしプレッシャーだから優先席には座らないようにしている。もちろん優先席じゃなくてもそういう方々が目に付いた場合は譲りますけれど、その人が心配だから、っていうより、先ほど述べたような他人の目とかの要素の方が大きいかな、と思う。あと、単純に安らかに座れない。仕事で疲れてたら、当然座りたい。座っていた方が疲れが幾分かは癒される。ただ、座っていても目の前に爺さん婆さん怪我人妊婦さんが立たれとしたら、もちろんシカトして座り続けることもできるんですけれど、なんかそれはそれで居心地が悪くなるし、結果的に心労みたいな感じで逆に疲れるから、そんなんだったら譲って立ってた方がマシだな、という感じで譲る。なので、こーなんすかねー。多分、傍から見たらこの人親切やなあー、とか思われているかもしれないけれど、いや別に親切ちゃうぞ、俺は俺が楽になりたい、単純に自分本位でこういう行いをやっているわけで、心底その人が心配だからとか親切心、隣人愛でやっているわけじゃない。俺がやっているそーいう一見正しい風に見える行いの中には他人への愛は無くて自分への愛しかないよなー、と思うわけですけれど、こうやっていざ文字にして表してみると結構くるもんがあるな。一言でいうと「偽善」ってやつですかね。

 なんか最近電車ネタが多い。