【今日の通勤音楽】坂本慎太郎『ナマで踊ろう』

ナマで踊ろう(通常盤)


あまりの暑さのため、いつもより1.5h程早く起床。早起きだったし空腹だったので、普段は食べない朝マックなどを食べたのだけれど、あまりにも重すぎて吐きそうになりながら通勤。そんないつも以上に不快な通勤電車で聴いたのはコレ。先日リリースされたばかりの坂本慎太郎の2ndソロアルバム。

なんとも掴みどころが無い。古いようで新しく、新しいようで懐かしい、そんな音楽。多くの楽曲でスチールギターが使用されているせいか、どことなくエキゾチックな雰囲気があるけれど、サイケデリックでもあり、ファンク的要素もあり、そして日本的でもある。また、しっかりとポップである。この作品はまだ買ったばかりで聴きこんでいないし、歌詞カードもちゃんと読めていないのだけれど、随分と直接的にシニカルな歌詞が多い気がする。今までの坂本氏の歌詞とは何だか違う。これまでもシニカルで物事に対する批判的な内容の歌詞は書いていたと思うのだけれど、この作品ではその傾向がより強いと感じた。言ってしまえば、ちょっとした「怖さ」すらある。

個人的には好きな作品です。だけど「まともがわからない」みたいな曲も聴きたいなあ、と思ったり。