個人的に好きなThe Rolling Stonesのアルバム5枚

http://www.flickr.com/photos/19716902@N00/2490612774
photo by włodi


今日はストーンズの来日公演がある。俺も行こうかなー、どうしようかなー、と思っていたんだが結局チケットは買わなかった。ただ、ヤフオクをのぞいてみたらちらほら定価以下でチケットが出回っている感じなので、時間と懐事情を鑑みて3月の公演はいくかもしれない。まあ、東京ドームだしなー。ストーンズとしても完全に埋めることは難しいのかも。やはりロック好きとしては一度は観ておきたいと思う。

つーわけで(?)個人的に好きなストーンズのアルバムを幾つか紹介。と言っても、全てのアルバムを持っているわけではないし(特に80年代以降)、それほど熱狂的なファンと言うわけではないので、極めて初心者、ストーンズ?『Satisfaction』とか『Jumpin' Jack Flash』くらいしか知らんわー、っていう人向け。

December's Children (And Everybody's)

December's Children

December's Children

ディッセンバーズ・チルドレン(December's Children (And Everybody's))は、1965年後半にリリースされたローリング・ストーンズによるアメリカでの第5弾アルバム。その収録曲の大半は、イギリス盤『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』及びシングル「一人ぼっちの世界」のために行われた2日間のセッションからの物で、加えて1963年の曲も収録された。
本作は、USチャートで4位に到達し、ゴールド・アルバムを獲得した。

ディッセンバーズ・チルドレン - Wikipedia

ベスト以外で初めて聴いたストーンズのアルバム。ストーンズの歴史から見たらそれほど突出して愛される作品では無いかもしれないけれど、やはり思い入れがあるし、多分一番聴いている。この作品の好きなところはガレージパンクを思わせるくらい荒々しいサウンドだと思う。Tr1の"She Said Yeah"から音割れしてるし。"Get Off of My Cloud"もカッコいい。このころのストーンズはまだカバー曲が多め。ジャケもよい。ブライアンの金髪が際立つ。



Let It Bleed

Let It Bleed

Let It Bleed

『レット・イット・ブリード』(Let It Bleed)は、1969年にリリースされたローリング・ストーンズのアルバム。ストーンズ3年ぶりのアメリカ・ツアーと同時にリリースされた。前作『ベガーズ・バンケット』と共にストーンズ最良のアルバムと称賛され、ロック・アルバムの古典の一つと見なされる。アルバムに収録されている楽曲は、後に全てライヴで一度以上取り上げられている。このようなオリジナル・アルバムは、『スティッキー・フィンガーズ』『女たち』『ブラック・アンド・ブルー』とこのアルバムだけである。

レット・イット・ブリード - Wikipedia

"December's Children"が一番思い入れのあるアルバムならば、一番好きなアルバムはコレ。ブライアンジョーンズが参加した最後のアルバム。tr1の"Gimme Shelter"からもうやられた。この曲はホントいつ聴いても鳥肌が立つくらい素晴らしい。んで、歌詞もすごいので是非歌詞を理解した上で聴いてほしいと思う。"Midnight Rambler"のザクザクとしたギターもカッコいいし、もうなんつーかホント、ロックンロール!って感じです。ハイ。


メイン・ストリートのならず者

Exile on Main Street

Exile on Main Street

1972年5月に発売された今作は、先行シングル「ダイスをころがせ」のトップ10ヒットに続き、3年ぶりの北米ツアーに先立つ世界的なヒット作となった。キースの歌う「ハッピー」はその夏アメリカでトップ30ヒットに上昇した。発表当初は批判的な評価を受けたが、現在ではロック史上優秀なアルバムの一つと評され、アメリカでは300万枚以上の売り上げている。

メイン・ストリートのならず者 - Wikipedia

おそらく一般的にはストーンズの最高傑作とされている作品ではないだろーか?2枚組の大作。このアルバムのハイライトは"ダイスをころがせ"であると言われているけれど、個人的にはtr1の"Rocks Off"がいちばんカッケーと思う。ギターから始まるイントロからミックの気だるい感じではじまるボーカルまで「ストーンズっぽいなー」と思える曲じゃないだろーか。キース(このころのキースは写真で見るとめちゃくちゃカッコいい)がボーカルを務める"Happy"もライブでは定番の曲。ただ、このアルバムはトータル出盛ると凄いアルバムだと思うんだけれど、如何せん超有名曲、みたいなのは収録されていない。なので、ベストとか聴いてみて「いいなー」と思えた人向けの作品。ちなみにこのアルバムはアナログでも持っているんだけれど、断然アナログの方が良い。気分的に。


Beggars Banquet

Beggars Banquet

Beggars Banquet

バンドは7月のリリースを目標にして3月にレコーディングを開始した。5月にリリースされた最初のシングル「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」は大ヒット、誰もが「悪魔を憐れむ歌」や「ストリート・ファイティング・マン」といったバンドの新しい方向性に興奮した一方、ブライアン・ジョーンズはそれには加わらずレコーディングへの参加は非常に少なかった。「ストリート・ファイティング・マン」でシタール、「ノー・エクスペクテーションズ」ではスライド・ギターを演奏したが、ギターの大半はキース・リチャーズによるものであった

ベガーズ・バンケット - Wikipedia

さっきから有名なアルバムばかりだけれど、勘弁してください。このアルバムはアコースティックな曲が多い。んで、その中で際立つのがやはりtr1"悪魔を憐れむ歌"。この曲は「悪魔崇拝だ!」とかそういう論争が勃発したらしいけれど、そんなん知らん。名曲、というかもしかしたらストーンズで一番好きな曲かも。途中のギターソロも難しいことやっているわけではない、というかむしろ拙いと言ってもいいんだけれど、凄いカッコいいんだよなー。"フー、フー"というコーラスも最高。当然、他の曲もアコースティックなアプローチがとてもいいです。


The Rolling Stones, Now!

Rolling Stones Now

Rolling Stones Now

ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!(The Rolling Stones, Now!)は、ローリング・ストーンズのアメリカでのサード・アルバム。1965年にロンドン・レコードによってリリースされた。
本作は、イギリスでのセカンド・アルバム『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』からの7曲が収録され、他の数曲はイギリスでは1965年後半にリリースされた『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』に収録された。「リトル・レッド・ルースター」はイギリスでのNo.1シングルであり、「サプライズ、サプライズ」はイギリスでは同年発売のデッカ・レコードのオムニバス・アルバムに収録されていた。本作には、4曲の「ジャガー/リチャード」名義の曲が収録された。

ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ! - Wikipedia

最後は初期ストーンズの傑作。まず、このアルバムはジャケがむちゃくちゃカッコいい。ていうかそれがすべてだと言っても過言ではないかもしれない。当然、いろんなバンドにパロディされている。んで、初期ストーンズってのは色々なブルーズをカバーしているんだけれど、ブルーズってのは当然黒くなきゃいけない。ストーンズは白人なのでその黒っぽさはあくまで「ぽさ」なんだけれど、この作品で表現された黒さは本物じゃないかなー、と思う。まあ、黒い白いって言っていると人種差別どうのこうのとか言われそうだけれど、それはあくまで音の話、ってことで。ストーンズの魅力はオリジナル曲もそうなんだけれど、カバー曲も素晴らしく表現されている、ってとこだと個人的には思う。


以上。スゲえベタっすね。つか、この記事書いてたら、ライブ観に行きたくなってきた。家帰ったらとりあえず聴く。


超余談

ストーンズはアルバム毎にウィキペディアの項目があるので記事が書きやすかったです。