酒を(ほとんど)飲まない夜

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ビールを1リットル、ウイスキーダブルを4杯。これはおれの普段の酒量である。宴会ともなるとこれよりも大量に飲む。毎日、酩酊した状態で就寝する。このような生活をしているとどうなるか。幸いなことに先日、受診した健康診断では問題はなかったのだが、日常生活に問題が発生する。たとえば、仕事に遅刻したり、仕事も二日酔いで集中できなかったり、酒に飲まれて他人に迷惑をかけたり不快な思いをさせる。でたらめなことを言ったりする。そして、酔いが冷めた後、それにより自己嫌悪という苦しみを得る。場合によっては怪我をしたり、モノをなくしたり、最悪死ぬ。ここでは書けないけれど、よく死ななかったな、という酩酊中の出来事もあったりする。しらふで生きる 大酒飲みの決断 という本を現在読んでいるのだが、ここにも「酒で得る楽しみ、幸福感よりも、その後訪れる苦しみのほうが大きくなり、収支があわん」みたいなことが書かれている。まさにこの状態である。しかし、そうなるとわかっているにも関わらず、1杯手を付けたら、もうその後はフルスロットルで突き進み、最終的にクラッシュする。それがおれの今までの酒の飲み方である。

そういうこともあり、先日も宣言したのだが「人前では一切の酒で飲まぬ」というチャレンジを自身に課している。ただし、自宅や一人飲みは良しとする、というルールだ。まあ、でも家でもちょっと控えてみようかなと思い、今日は酒を晩飯に飲んだ一杯のビールだけに控えた。以降はお茶を飲んで過ごしている。するとどうなるかと言うと、まず夜が長い。これは感覚的にそうだな、と思う部分もあるし、なにより(ほぼ)しらふで酩酊していないのでやれることが増える。読書や難しめの技術系の記事を読んだり、コードを書いたり。素晴らしいことに副業のコードを書いたりするとカネも発生する。これが酩酊しているとせいぜいYouTubeをダラダラと見たり、Twitterで愚痴を吐いたりする程度だが、そうではないことをやれるような精神的な余裕が発生する。今日読んだ下戸の夜にも同様のことが書かれていて、カルチャーショックだった、と記述があるが、これはマジのガチのマジだな、と実感している次第。そして、このように日記を書くこともできる。

しかし、この状態だと全然眠くならないな。




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高田馬場で名店と言われている店のとんかつを食べた。行列があるかなあ、と思ったのだが、すんなり入れた。肝心のとんかつだが、確かに旨い。とにかく「味がする」のだ。先代のほうがもっと行列が長く、そしてうまかったとのことだが、これも十二分に旨い。とんかつと言うと行列日本一のとんかつを食べてきて死んだ :: デイリーポータルZの記事をよく思い出す。いつの日かこのとんかつを抱きたい。

ところで高田馬場は世界で一番「学生ローン」という文字が使われている街であるとおれは思うのだが、実際のところはどうだろうか?




久しぶりに写真の方のTumblrを更新した。

there is a light that never goes out