2月に聴いた音楽

2018年2月に新しく聴いた音楽。新譜旧譜色々。今年はこういう感じで月一くらいで音楽のこと書けたらなーと思ってる。つっても1月分、書いてねえけど。

Tiny Moving Parts/Swell

Swell

Swell

ミネソタの現行エモバンド。割と好きなバンドでいくつか聴いているんだけど、これ何枚目かわからん。4枚目?タッピングを入れまくりでカッコいい。なんとなくメロディがメジャーっぽい感じになった気がする。

Cloud District/Don't Give Up, Skeleton

Don't Give Up, Skeleton [Explicit]

Don't Give Up, Skeleton [Explicit]

これまた現行のエモバンド。チープな感じのジャケが最高。歌声もへなへなで録音もインディー感丸出し。悪くはない。後半は静かな曲が多い。

BRAHMAN/梵唄 -bonbai-

梵唄 -bonbai- (通常盤)

梵唄 -bonbai- (通常盤)

いろんなミュージシャンが参加しているアルバム。”満月の夕”はやっぱ名曲だし、思い入れもある曲なんだけど、BRAHMANなりによくアレンジされているな、と思った。全体的には既存曲が多くてやや物足りない感じはした。

Salad Boys/This is Glue

This Is Glue [12 inch Analog]

This Is Glue [12 inch Analog]

ニュージーランドのバンド。Yo La Tengoとかが引き合いに出されたりしてるっぽいんだけど、まあ確かにそんな感じでグッドなギターバンドだと思った。

Neil Young/After the Gold Rush

After the Gold Rush

After the Gold Rush

ニールヤングの1970年の作品。最高傑作と言われているらしいのだけど、初めて聴いた。ニールヤングはカントリーっぽい匂いが強めな「Harvest」はよく聴いていて好きなんだけれど、これも良かった。こちらはもっとフォーキー、ロックな感じ。土臭さがしっかりとある感じ。名盤。

Neil Young & Promise of the Real/The Visitor

THE VISITOR [CD]

THE VISITOR [CD]

一方こちらは去年リリースされた最新作。びっくりするのが、1970年の作品と声あんまり変わんねー、っていうところ。こっちはテイストは変わってロック寄りかな。カントリーっぽさが強い曲もあるんだけど。んで、おれはどっちかっつーと、カントリーっぽいやつの方が好きかなー。

Toe/That's Another Story_Less Track Version

That's Another Story

That's Another Story

編集盤?過去楽曲のRemixやPeleのカバーなんかが収録されている。おれはapple musicで聴いたんだけど、フィジカルだと曲数がもっと多いらしい。

The Sonics/Live At Easy Street

Live at Easy Street [12 inch Analog]

Live at Easy Street [12 inch Analog]

ガレージパンクのレジェンド、The Sonicsの2016年のライブ盤。最近なので音もきれい。なので、60年代っぽさはあんまり感じない。だけどかなりパワフル。これやってる時はもう結構な爺さんだと思うんだけどすげー。

Runaway Brother/New Pocket

New Pocket

New Pocket

インディーロックらしいインディーロック。どこかひねくれている感じがして、なかなか良い。built to spillっぽいな、と思った。

Luby Sparks/S.T

Luby Sparks

Luby Sparks

女の子ボーカルのちょっとシューゲっぽいアプローチがあるインディーバンド。曲によっては男もボーカル取ってる。ルビースパークスって同名の映画あったよな。

Taiko Super Kicks/Fragment

Fragment

Fragment

Ogre You Asshole好きな人は好きそう。あと、音数を削っている感じでゆらゆら帝国の「空洞です」を意識してそうな気がする。ジャケもそんな感じ。結構好き。

SWIM SWEET UNDER SHALLOW/dubbing

dubbing

dubbing

男女ボーカルのユニット(?)。よく知らないんだけど、宅録感があるインディーロック。

Kyle Craft/Full Circle Nightmare

FULL CIRCLE NIGHTMARE

FULL CIRCLE NIGHTMARE

渋い感じのピアノ主体のロック。結構歳食ってんのかな?と思ったらおれより年下だった。

The OLDTONES/A MESSAGE TO YOU, LADY

A MESSAGE TO YOU, LADY

A MESSAGE TO YOU, LADY

知らなかったんだけど、めっちゃかっけーすね。ラスティックなノリが入ったようなスカバンド。一曲目のイントロのギターが良い。渋い感じなんだけど、けっこう若いっぽい。

Flica/Sub:Side

Sub:Side

Sub:Side

ピアノ主体のエレクトロニカ。まあ、なんかBGMになる感じ。

Oblivians/Soul Food

Soul Food

Soul Food

ローファイなガレージパンク。曲によってはオルガン入ってたり。勢いあってかっこいいんだけど、ちょっと単調。ベースレス。

? and the Mysterians/96 Tears

96 Tears [12 inch Analog]

96 Tears [12 inch Analog]

ガーレジパンク/ロックンロールの名盤とされているやつだが、実は聴いたことなかった。表題曲の”96 Tears”はいろんなバンドにカバーされている。

The Gories/I Know You Be Houserockin'

I Know You Be Houserockin'

I Know You Be Houserockin'

90’sのガレージパンク。ベースレス。White Stripesをめっちゃショボくした感じ。あと、ドラムの音がやたらでかいくせにギターの音がすげー小さいのがショボさレベルの高さに貢献している。ちなみにガレージパンクにおいては「ショボい」は褒め言葉です。ブルースっぽくもあるんだよなー。

The Wailers/Out of Our Tree

Out of Our Tree

Out of Our Tree

ボブマーリーとは関係ない、60’sのロックンロールバンド。1stのインストメインのアルバムは好きなんだけど、この作品は歌モノ。たぶん、めちゃくちゃソニックスを意識してんだろうなー。かっけーっす。

The Birthday/LIVE AT XXXX

LIVE AT XXXX(完全生産限定盤)

LIVE AT XXXX(完全生産限定盤)

バースデイのライブ盤。ライブ盤もいいんだがライブみてぇなー。あと、チバが今年50歳っての知って、マジかー、って思った。ラジオとかで喋ってるの聞いたら、最近ますます呂律が回っていない感じがするんだけど大丈夫か?

ESNO/Visionary

Visionary

Visionary

ラジオで表題曲が流れていてすげーいい曲だなー、って思ったので聴いた。オシャレ。ボーカルとインスト色々。音ゲーに入ってそうな感じがするんだよな。表題曲はやっぱ良くて、メロディも声もいいし、ブレイクの入るとこが気持ちいい。

mei ehara/Sway

Sway

Sway

去年出たやつ。カクバリズムYouTubeで音源聴いて、いいなーって思ったのでアルバム聴いてみた。普段はアコースティックでやっているっぽいんだけど、これはバンドサウンド。すこしアーバンというかファンクのニュアンスが入ってたりしていて、曲の雰囲気が大貫妙子っぽいなーって思った。良いです。ceroとか坂本慎太郎が好きな人にもオススメ。ライブ見てみたい。

キセル/The Blue Hour

The Blue Hour

The Blue Hour

去年出たやつ。カクバリズムキセルちゃんキセルやってる、って感じだ。アーバンな感じな曲が増えたかな?という気もするけど、相変わらず良い。

スカート/ 20/20

20/20(トゥエンティトゥエンティ)

20/20(トゥエンティトゥエンティ)

去年出たやつ。カクバリズム、ではなくメジャーのポニーキャニオンから。一曲目の”離れて暮らす二人のために”から最高。相変わらずいい曲ばっかだ。曲も3分程度、長くても4分くらいでまとめていて、そのコンパクト感もすげー良いです。

MGMT/Little Dark Age

Little Dark Age

Little Dark Age

4枚目、らしい。1stは結構聞いたんだけど、それ以降はあんまり。これも別に普通かな、って気はする。まあ、悪くはねーんだけれどガツンとこねーっつうか。

Car Seat Headrest/Twin Fantasy

Twin Fantasy [帯解説・歌詞対訳 / 国内仕様輸入盤 / 2CD] (OLE13472)

Twin Fantasy [帯解説・歌詞対訳 / 国内仕様輸入盤 / 2CD] (OLE13472)

これはすげーよかった!2011年にリリースされた作品を再録したものらしいので、新譜と言っていいか微妙だけど、一応、今年リリースされた作品。ジャケもかわいいね。ぱっと見、片方の犬がもう片方に噛み付いてんのかと思ったけど、抱き合っているだけだった。

Walter Etc./Gloom Cruise

Gloom Cruise

Gloom Cruise

来日する、っていうツイートが流れてきたんで、知らないバンドだったので聞いてみたんだけど、よかった!CHILLってる!メロディもいい。ドライブしながら聴くと気持ちよさそうだなー。これもジャケがかわいいね。

The Trashmen/Surfin' Bird

Surfin' Bird

Surfin' Bird

64年リリースのサーフガレージの名盤、とされているもの。パルプフィクションで有名な”Misirlou”のカバーも収録されてたり。あっちで使われているのはDick Dale & His Del-Tonesのバージョンだけど。

Mom Jeans./Mom Jeans. on Audiotree Live

Mom Jeans. on Audiotree Live

Mom Jeans. on Audiotree Live

ギターのアルペジオの感じがキラキラとしている最近のエモっぽい一方でゴリゴリともしていて、割とハードコアの成分が強め。絶妙。small brown bikeとか、そういう渋い感じのエモが好きな人には良いかもしれない。んで、おれはそういう渋い感じのエモが好きなので、良かった。6曲入りのEP。

Mom Jeans./Best Buds

Best Buds [Explicit]

Best Buds [Explicit]

上記のEPがよかったんで、2016年のフルレングスも聴いてみた。こちらはもうちょっと爽やかな感じ。アコースティックな曲も入っていたり。これはこれでいいんだけれど、おれはEPのやつの方が好きかな。

Superchunk/What a Time to Be Alive

WHAT A TIME TO BE ALIVE

WHAT A TIME TO BE ALIVE

みんな大好き、かどうかは知らんがおれは大好きなスーパーチャンクの新譜。これで何枚目なんだろう?えっと、スーパーチャンク!って感じのアルバム。良いです。スーパーチャンク好きなら聴いとけ、って感じだ。

その線は水平線/くるり

シングル。フィジカルだと既存曲のライブ音源も入っているみたいだけど、apple musicだと表題曲のバージョン違いの2曲のみ。んで、これはめっちゃいい曲だと思った。っていうかくるりの中でも5本の指に入るくらい好きな曲かもしれない。”How To Go”みたいなゆったりしつつ、ギターが「ズン」としたロック。もっというと『アンテナ』の時期の曲っぽい。

Sheer Mag/Need to Feel Your Love

NEED TO FEEL YOUR LOVE

NEED TO FEEL YOUR LOVE

ロックンロールっていうよりもどちらかというとハードロックかなー。かっこいいんだけど、もうちょいブルース/R&Bっぽい感じがあればもっと最高だよなー、と思っている。

The Forty Fives/Fight Dirty

Fight Dirty

Fight Dirty

2002年リリース。ガレージなんだけれど、ガチャガチャとしているわけではなく、割とスタイリッシュというか、モッズの香りがする。オルガンも入っているし。なのでイギリスのバンドかなーと思ったら、アメリカだった。かっこいいよ。

武藤昭平 with ウエノコウジ/JUST ANOTHER DAY

JUST ANOTHER DAY

JUST ANOTHER DAY

月末に出たばっかりの新譜。渋い!あと普通に曲が良い。トムウェイツだよなあ、完全に。とか言いつつ、トムウェイツあんまり聴いたことないんだけどな。パブとかでライブを見てみてーなー。しかし、チバは老けまくってんのにウエノは佇まい変わんないなー。