男性はぞんざいに扱っても良いという風潮

昨日、フジテレビの『オリエント急行殺人事件』というドラマを観てた。アガサ・クリスティの名作を三谷幸喜が脚本したドラマ。内容に関しては割愛するとして、その番組中に流れたCMがすごく不快だった。LOCONDOという通販サイトのCMなのだけれど「服の通販だけれど試着ができて、気に入らないものは返品できる」という趣旨。母親とその娘がそのサイトで買った服を色々着ていって、気に入らない服を返品していく、という流れの中で娘がソファで居眠りしている父親を見て「パパは返品ね☆」とのたまう。全く面白くもなんともないし、これ普通にアウトやろと思ったし、何より不愉快。探したら、Youtubeにアップロードされていたので貼っておく。

こういった女尊男卑を増長するようなCMって割と見かけるのだけれど、こういうCMを作る奴らの頭をかち割って中身を見てみたいと思うし、こういうのが許容されている現状が非常に気に食わない。立場が逆になったようなCMってあんまりないと思うのだけれど、女性を丁重に扱い、男性を雑に扱う、みたいなのが多すぎる。んで、僕と同じように考えている人もいるんじゃねーかなー、と思ってTwitterで検索してみたら「不愉快」だとか「おかしいだろ」みたいな声があったので、疑問を持つ人もある程度いると分かったのだけれど、その中でロコンドの社長のツイートを見つけた。それがコレ。


あんまり言い訳になっていない気がするのだけれど、女尊男卑とかそういう意図ではない、ということだろうか?だとしたら、アホじゃねぇかと思う。こういう風にとらえられる時点でアカンやろと思うんだけれど、どうなんですかね。つーか、テロップにも書かせていただいた通り~ってそんなん言われんでもわかるわ。もちろん、意識的な悪意を持ってこのCMが作られたわけではないと思うのだけれど、無意識の悪意もすげぇ問題なんじゃねえかと僕は思う。少なくとも僕はこのサイトでは絶対買い物はしない。