The Who『My Generation』

My Generation (Mono)

 今日の通勤音楽。The Whoってたまに聴きたくなる。んで、たぶん一番評価が高いアルバムって『Who's Next』だと思うんだけれど、やはり俺はこの1stが好きです。何故ならば一番かっこいいから、という身も蓋もない理由しかないんだけれど、いや、かっこいいもんはかっこいいからしょうがないっす。内容に関してはとりあえず聴け、としか。"My Generation"は永遠のモッズアンセムだし、"The Kids Are Alright"のポップネス溢れるメロディとハーモニーは極上のロックンロールだし、" A Legal Matter"のような疾走感のあるナンバーも非常に好みです。このころにはまだパンクロックなんてものはないけれど、確実にパンクに通ずる何かはあると思う。あと、モッズというイメージもあるからだと思うんだけれど、すげースタイリッシュだと思うんですよね。結構ハードロック的なアプローチの曲もあるんだけれど、何故かスタイリッシュなロックンロールに聴こえて仕方がない。

 今日はイギリス盤のCD盤をぶちこんだものをiPodで聴いたんですけれど、このアルバムはアメリカ盤もあったり、いろいろとなんやかんやがありまして。それぞれにそれぞれの良さはありつつもも、絶対にレコードでモノラル盤聴いた方が良いっす。もちろん、モノラルのアナログとかだと音のクリアさみたいなものは無いのだけれど、それすらも良い、と思ってしまう。さすがにオリジナルのbrunswick盤を買うのは厳しいと思うけれど、Verginのモノラル盤だと中古でそんなに高くない値段で買えるので、レコードプレイヤー持っている人は是非、そちらも聴いた方が良い。CD盤のステレオもまあまあの出来なんだけれど、やっぱりモノラルで作られたアルバムはモノラルで聴いた方が絶対良いと思っている。特にイヤフォン/ヘッドフォンで聴いてしまうとやっぱり違和感はぬぐえないんだよなあ。あと、できればステレオ盤とモノラル盤をセットで販売してほしかったなあ、と思う今日この頃。