You Blew It!『Grow Up, Dude』

Grow Up Dude [Analog]

今日はコレ。2012年にTopshelfからリリースされたYou Blew It!の1stフルレングス。今年、2ndフルがリリースされたんだけれど、個人的にはやっぱこっちの方が好きかなあ。

1.Grow Up, Dude

タイトルトラック。少しポストロック的、American Footballっぽいアルペジオ主体のギターが絡んだに歌がのっかる、一分にも満たない短めの挨拶代り的な1曲。

2.Pinball House

これぞエモリバイバル!と言う感じのドアタマからシンガロングできるメロディックな曲。中盤のギターリフも良い。

3.The One With David

ミドルテンポの歌モノ。けど、しっかりとシンガロングパートもあるみたいな感じ。

4.Terry V. Tori

冒頭のギターリフがかっこいい。この手のギターリフには弱い。曲中のリードギターアルペジオも気が利いているし、なにより全体に渡ってのドタバタ感が素晴らしい。

5.Medal Of Honor

ミドルテンポでポストロック色が強いんだけれど、リズムがやや前のめりでそこがすげー良いっす。んで、サビはメロディック

6.The One With Marc

ミドルテンポの歌メロ主体の曲。ちょっと地味かなー。

7.I Am, I'm Trying

インスト。多分、レコードだとここからB面だからだと思う。ギターのメロディがUKっぽい、というか湿っぽい。もっというとなんとなくTravisを感じる。

8.The Fifties

tr6にも似た、ミドルテンポの歌モノなエモ。1:10あたりのギターが非常に良い。ドラムは入っていない。

9.Good For Bond, Bad For You

ジャジャジャジャジャッという、ギターの歯切れが気持ちいい三拍子の曲。エモ度高め。

10.I'm Bill Paxton

イントロのギター2本の絡みでキタコレ!ってなる。やっぱこーいうリフは良い。ただ、曲全体としてみると、そのギターリフほど良い曲ではない。ただ、曲の後半は結構好き。

11.A Noble Black Eye

なんか、普通。悪くないけど、良くもない。と思いきや、1:30あたりの転調から雰囲気がガラッと変わる。何気にリズムが三拍子と四拍子が目まぐるしく変わる。

12.There's Nothing I Love More Than Baseball

インディーロックらしい爽やかでかつ青い。シンプルだけどこういうの好きよ。シンプルな醤油ラーメンなんだけれど、美味い、そんな感じの曲。どんだけ野球好きやねん。そのわりにはジャケ写はアメフトですが。


リリースされた当時はすげえ聴いて、めちゃくちゃいいなあ!って思ってたんだけれど、最近はこの手のエモリバイバルには少々食傷気味。んで、今聴くとまあ、別に悪くはないっつうか、むしろ良いとは思うんだけれど、絶賛するほど良くは無い。そんな感じです。