【今日の通勤音楽】 Elvis Costello & The Attractions『This Year's Model』

This Years Model

今日はコレ。1978年にリリースされた、エルビス・コステロの2ndアルバム。コステロはそれほど思い入れがあるわけではないし、全ての作品を持っているわけではない。んで、コステロというと「バラード」というイメージがあると思うのだが、この作品、、、というより初期のコステロはガッツリロック、むしろパンク。「怒れる若者」というニックネーム、キャッチコピーが当時のコステロにはつけられていたらしいのだが、それにふさわしい作品。

このアルバムを初めて聴いた時は確か高校生だったと思うのだが、その時の感想は「完全にミスチルやん」というものであった。声質もミスチルの桜井さんにどことなく似ているし、曲の雰囲気も何だかミスチルっぽいなー、と思った。それもそのはずで、ミスチルの桜井さんはコステロがフェイバリットらしい。"シーソーゲーム"*1のPVなんてコステロのコスプレしているし、サビのアタマがこのアルバムに収録されている"Hand In Hand"のメロに似ている。というか、"シーソーゲーム"全体がコステロのオマージュだそうで、言われてみれば確かに。

まあ、そんな感じでこの作品はミスチルが持つポピュラリティーと似たような雰囲気を持ち合わせており、且つパンク。tr1の"No Action"なんて全てがめちゃくちゃキャッチーなんだけれど、パンク・モッズ的なカッコよさも持ち合わせている。もちろん、"Little Triggers"といったコステロらしいバラードも収録されているし、今でもライブでの定番曲である"Pump It Up"なんかもある。カッコいいっす。

*1:生まれた初めて買ったCD