サッカーも野球も好きだけれど、バスケ/NBAも非常に好き。中高やってきたし、直撃ではないにせよ、スラムダンク世代且つ、ジョーダン世代だし。中学生の頃に田臥マジすげーなーとか、そういうこと言ってた感じ。歳がバレるな。バスケは今でもやりたいんだけれど、なかなか周りにやっている人もいないし、NBAのことを語る友達もいない。なので、ここでテキトーに書く。
カンファレンスファイナルのメンツが出揃った。イーストはマイアミ・ヒートとインディアナ・ペイサーズ、ウェストはオクラホマシティ・サンダーとサンアントニオ・スパーズ。なんというか、超順当。日本人らしい判官びいきの俺としてはロサンゼルス・クリッパーズとブルックリン・ネッツのファイナルなんて見たかったなあ。俺がNBA見だした頃は両チームとも超ドアマットチーム*1だったけれど。特に今年のクリッパーズのゲームは見てて楽しかったなあ。とはいえ、もう敗退してしまったチームのことを語ってもしかたがないので、今後カンファレンスファイナル、及びNBAファイナルについて語る。
イースト
ヒートとペイサーズのカード。今シーズンのレギュラーシーズンでの対戦成績は2勝2敗の五分。
ヒートはBIG3の1人、ウェイドが少しの衰えは見えるものの、相変わらずオフェンスの破壊力は抜群。おまけにディフェンスも良い、となると相手チームにとってはにっちもさっちもいかないだろう。ただ、逆に言うとBIG3が全く機能しなきゃ、ヒートはただのカスチームに成り下がる。ただ、ペイサーズにとって悲報なのはウェイドがレギュラーシーズンよりもずっと調子を上げているという点だろう。全盛期に比べたら物足りないけれど、やはり厄介な存在。それに加えて、やっぱりレブロンはエグい。レブロンを止めないと、ペイサーズはかなり厳しい。止めろと言われて、止められる選手じゃ無いんだけれど。
一方、ペイサーズはヒバートが調子を上げているようだし、ホームコートアドバンテージも有している。その点では大きな強みだし、何よりペイサーズは総合力で戦うチーム。ヒートも決して「個」で戦っているわけではないけれど、ペイサーズはそれぞれがそれぞれの役割をしっかりと果たせば十分勝機はあると思う。総合力と言っても、各々のメンツのスキルは非常に高い。
インサイドの攻防がキーとなると思うが、やはりヒートの方が一枚上手でファイナルに駒を進めるんじゃないでしょうか、と言ったそばから、ペイサーズが初戦取りましたねぇ。けど、やっぱヒートかなあ。
ウェスト
サンダーとスパーズのカード。今シーズンのレギュラーシーズンでの対戦成績はサンダーが4戦全勝。まあ、あんまりレギュラーシーズンの成績って関係ないけど。
バスケットボールにおいて、ディフェンスというのは非常に重要。こちらが2点を取って、さらに2点を守れば、屁理屈みたいな話だけれど、そのディフェンスには4点分の価値がある。そして、プレーオフにおいてはそのディフェンスを重点に置いた戦略を取る、というのが定石。そうなると、イレギュラーはありつつも大抵ディフェンスの良いチームが次のステージにコマを進めるというケースが非常に多い。そうなると、やはり、このカードはスパーズが次に進む可能性が高い。
何よりスパーズには経験値という、サンダーにはどうひっくり返っても追いつくことができない、アドバンテージを有している。ダンカン、パーカー、ジノビリ、さらにはHCポポビッチ。彼らはどうやったらプレーオフを勝ち進み、どうすれば相手を打ち負かすというより、どうやれば「負けないか」というのを知っている。サンダーにとっては非常に不利だと思うし、実際厳しい戦いになると思う。
とはいえ、サンダーはデュラントという稀代のスコアリングマシーンを要している。彼がスパーズの試合巧者達の想像を上回る活躍をすれば、十分にサンダーにも勝機はあるんじゃないだろうか。また、ウェストブルックという力強い相棒もいる。ただ、何にせよ誰かがスパーズの予想、想像を上回るような活躍を見せなければかなり厳しいと思う。そして、その予想以上の活躍を4試合スパーズ相手に見せつけることができるだろうか?うーん、難しい。しかも、インサイドの要イバカが離脱。キツい。
そういうわけで、スパーズのファイナル進出を予想する。
NBAファイナル
というわけで、今シーズンのNBAファイナルはマイアミ・ヒートとサンアントニオ・スパーズのカードになると予想。うわぁ、無難。いや、本当にめちゃくちゃ無難な予想だとは思うのだけれど、このカードだと結果的に今、地球上で最もハイレベルなバスケットボールの試合を観ることはできる。ただ、ハイレベル=面白い、では無いけど。個人的にはネッツとかクリップスとかウォーリアーズなどがたまにやるバカ試合のほうが見てて楽しい。
このカードは予想、というか単なる願望だけれどスパーズに取ってほしい。単純にヒートが「なんとなく気に食わない」ってのと、ダンカンもキャリア末期だから、もう一度リングを取ってほしいな、と思うので。いや、昔は全然ダンカンのこと好きじゃなかったんだけどね。地味だし。けど、ベテランで縁の下の力持ち的な感じになってからは結構好き。ベテランになってからあんまり好きじゃなかった選手を好きになる、この症状に名をつけて欲しい。
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*1:ドアのマットのように他のチームに踏みつけられるチームの意