【今日の通勤音楽】Coping『Nope』

Nope


今年、TOPSHELF RECORDSよりリリースされたシカゴ出身のエモバンドの作品。しかし、解散してしまっている模様。所謂90's EMOリバイバルなバンドでAlgernon CadwalladerやSnowing、malegoatのようにメロディックでかつ、オフキーなボーカルとシンガロング、絡み合うギターにタッピング、というこの手のバンドのテンプレのようなサウンド。ただ、テンプレ通りとはいえ非常にカッコいいというのが個人的な印象。

リズムの転調の仕方が非常に上手い。全部同じような曲に聴こえるといえば、そうなのだけれど、リズムの使い方のおかげだろうか?なかなか飽きのこないサウンドだと思う。また、先ほども述べたようにオフキーなボーカルは非常にエモーショナルで、聴いているこちら側の感情を強烈に想起してくる。ハイトーンな絶叫も個人的には◎。

しかし、この手のバンドは本当にすぐ解散してしまう。インディかつローカルなので、なかなかやっていくのも大変なんだろうな。

フィジカル音源はレコードだけのようだ。その姿勢、良し。デジタル音源はAmazoniTunesで手に入れられる模様。俺はLPで購入。