女子高生はパンツを履いていないか、無い

スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX

ウチの自宅の近くに歩道橋がある。よく、スカートの短い女子高生が階段を昇っている。また、最寄りの駅にも階段があるんだけれど、そこでもスカートの短い女子高生が良く昇り降りしている。その歩道橋の近くを歩いたり、その駅を毎日のように使って何年か経つのだけれど、そこで所謂パンチラゲット!というのを経験したことがない。というか、パンチラゲット自体を何年もしていないような気がする。

物理的におかしいんですよ。これは100%見えるだろ、という角度。100%見えるだろ、というスカートの短さ。全てパンチラゲットにふさわしいポジションを兼ね備えているにも関わらず、絶対に見えない。BUMP OF CHICKENの出世作"天体観測"に「見えないものを見ようとして」というフレーズがあるけれど、さすがにそこまでやると檻の中に入ることになると思われるので、そんな事はしないが、見れるものなら見たい。

最近はもう「女子高生はパンツ履いていないんじゃないか」という説が俺の中で濃厚。「見ないなら存在しないのと同じ」という言葉があるけれど、それと同じです。ほら、内田篤人の著書にもあるじゃないですか。『僕は自分が見たことしか信じない』って。俺もその意見には同意見。

いや、先ほども書いたとおり、過去にはパンチラをゲットしたことはある。だから、パンチラという事象自体は「自分が見たこと」ではある。しかし、今となっては過去は過去。既に閉店したお店、亡くなってしまった人はもう二度と見れないように、パンチラという事象はもう無くなってしまったのではないか。つまり、今の女子高生は「はいていない」という可能性がかなりある、と言えるのではないだろうか?



もしくは、スカートの中が「存在しない」か、だ。HUNTERxHUNTERに登場するキャラクターでシュートという人物がいる。彼は「暗い宿(ホテル・ラフレシア)」という標的の体の一部を削り取り、籠の中に閉じ込める能力を持っている。籠の中に閉じ込められた体の一部は、標的の身体から「無い」状態になってしまう。よくわからんという人はジョジョ四部、億泰のザ・ハンドを思い浮かべてほしい。ザ・ハンドは空間を削り取るけれど、それの人の肉体バージョン、みたいな感じ。

少し話がズレたけれど、そういう感じで「スカートの中は存在しない」という可能性も無きにしもあらず。しかし、スカートの中が存在しない場合、どのように性行為等々をするのか?という疑問が出てくるが、おそらくスカートに隠された部分のみが存在が消え、スカートがめくれたり、脱げたりした場合は「存在が復活する」とかそういう仕様だと考えられる。



まあ、そんなわけで階段とかでスカートが短い女子高生が昇っていても、淡い期待を持つのは辞めようかと思う。けど、きっと無理だろう。階段で短いスカートが目に入ると、自然に視線が吸い寄せられてしまう。そして、結局僕が見るのはスカートの生地だけ。なんなんだ。奴らは。なんなんだ。いっそのこと、膝裏フェチとかに生まれていればよかったのかもしれない。

まあ、見えそうで見えないってのもそれはそれでいいんだけど。