脱社畜の人は平常運転だが、その他の人も「働くこと」について最近書いていてちょっと盛りあがっている感じがするような、しないような。
働くことは、ウソをつくことでもある。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
「ウソ」から始まって「真実」に変わるのが、「働く」ってことでは？ - ICHIROYAのブログ
大阪・梅田LOFTで開催されている「はたらきたい展。」に行ってきた。 - 24、♀、NEET脱出(予定)
『桐島、部活やめるってよ』の主題歌を歌っている高橋優の曲に『ボーリング』というやつがある。サラリーマンの思いの吐露を歌った曲は色々あるが、実際に働き出した後に聴いたこの曲は心に刺さった。カラオケに一緒に行った人が歌っていたので、この曲を知ったんだが、その人は歌はド下手。それでもグッときたんだから相当だ。
あぁ面倒臭ぇ！朝起きなきゃならないのが
面倒臭ぇ！二度寝をしなきゃならないのに
面倒臭ぇ！布団の温度は丁度いいのに 夢の続きが気になるのに
面倒臭ぇ！仕事にいかなきゃならないのが
面倒臭ぇ！行けば行ったで頑張るんだけど
頭も痛ぇ！今日だけあそこの職場が 消滅しちまえばいいのに
自分のそれぞれの仕事で成し遂げたい事はそれぞれあるだろうし、仕事をすることが楽しくて仕方がねぇ、っつー人もいるだろう。それは幸福なことだと思うが、基本的に働くことは面倒臭ぇ。ダルい。それこそ、友達とボーリングにでも行っていた方がいい。
就活サイトとかの取材を受けたことがある。いかにやりがいがあって、いかに楽しくて、いかに成長できるか、とか、そーいうことをろくろ回しながら、口八丁手八丁でベラベラと喋った事があるが、今思うと嘘臭ぇったらありゃしねぇ。
職場に行けば行ったで頑張るんだけど、という通り、やったらそれなりのやりがいとかっていうのは手に入れることはできるんだけど。いや、もしかしたらそーいうのも自分に嘘ついているのかもな。別にやりがいなんて感じてなくても「やりがいがある」と思わせているのかもしれない。
結局のところ、やっぱり俺はできれば働きたくない。それは今の仕事が「ライフワークじゃないから」「本当にやりたいことじゃないから」という理由では無いと思う。もしも、仮に、自分の夢を叶えてミュージシャンという職業で働いてたとしよう。したら多分、俺はそれでも「あー働きたくねぇ！面倒くせぇ！」って今と一緒みたいな感じでわーわー言っていると思う。
年齢をどれだけ重ねていても大人になれない俺はボーリングやったり、映画を観たり、音楽聴いたり、金にならないバンドやったり、ゲームやったりと、責任感も義務感も何も無い、自分のために自分が楽しめることだけでダラダラとやっていきたいと思っているのかもしれないなー。だって、そーいうのは面倒臭くないじゃん。
id:lunasaurusさんが上のエントリでこんなこと書いていた。
「ただ、自分がはたらきたいから働く」
他の理由とか、何も考えずに、ただシンプルに
「はたらきたいから働くんだ」
そう思いながら仕事ができる日が再び来るのを私は楽しみにしていようとおもう。
俺の場合はただシンプルに「はたらきたくねぇから働きたくねえ！」とワガママなクソガキのようにのさばる。まあ、そんなこと言いながら働いてんだけど。そんで、職場に行ったら行ったで頑張りはするんだけどさ。けど、やっぱり面倒臭ぇ！めﾞんﾞどﾞくﾞせﾞえﾞんﾞだﾞよﾞおﾞおﾞおﾞぉﾞぉﾞぉﾞぉﾞぉﾞ！（藤原竜也）
人生の大きな部分を占める「働く」ということをそーいう風に捉えることしかできないなんて不幸だねえ、と笑いたけりゃ笑え。
