3連休の中日だけど仕事だ。あー、面倒臭ぇ!家に帰って映画を見たいのに。撮りためているアニメも観なけりゃならねーのに!今季のアニメまだ何も観てねぇ!溜まりまくってて消化するのが面倒臭ぇ!色々と面倒臭い病が発症しかかっているので、ブログを書くのも面倒臭ぇけど、作業待ち中で暇なので更新。とはいえ、短めにサクッと。
昨日は家で二本映画観ておりましたのでその感想など。ネタバレなど気にしない。
『ルビー・スパークス』
『(500)日のサマー』のスタジオで製作された映画、ってことがやたらプッシュされていたけれど、そんなにプッシュするようなことか?と思った。まあ、一部で人気だったような気がするし、俺も観たけど。
ちょっと変わった女の子に色々振り回された挙句、結局その女の子は自分の前からいなくなってしまう。んで、最後は新しい女の子との出会いが始まる。って『(500)日のサマー』とまったく一緒やん!
そんな感じなのだが、違いはその女の子は作家を職とする主役(見た目はジョンレノン、中身はのび太)が生み出した女の子。彼の夢に出てくる女の子をタイプライターで書いていたら、そこに書かれたとおりの外見、性格、生い立ちを持って目の前に現れた。
しかも、タイプライターでその女の子について追記、例えばフランス語を話せるという設定とか、その他性格について書き換えると、その通りに変化する、という言ってしまえば岸辺露伴のヘヴンズ•ドアーみたいな設定。童貞がしがちな妄想とも言える。
そーいう設定で自分の彼女を自分の思い通りに操作していくわけだけど、そんなんじゃうまくいかないよね、ありのまま愛そうよ、みたいな映画でした。
ルビー役を演じたゾーイ•カザンは目を見張るほど可愛いというわけではないんだけど、普通に可愛い、というかキュートだとかチャーミングだとかそういう言葉が似合う。
劇中の音楽は非常に良かった。誰が担当しているのかは調べていないけれど、なんとなくアーサーラッセルを彷彿とさせる、ふわふわとしたドリーミーな楽曲が多かったな。
『ハングオーバー!!! 最後の反省会』
シリーズモノの映画というのは3より2、2より1という風に徐々に尻すぼみになっていくというのが常。『ゴッド•ファーザー』もそうだし『バック•トゥー•ザ•フューチャー』もそう。『トイ•ストーリー』などは例外だけど。んで、この『ハングオーバー』シリーズは完全に前者。
朝起きたら気付いたら常軌を逸した状況に置かれていて、徐々に謎が解かれて行くというのをコメディタッチにしていたのが本シリーズなのに、そのお約束が破られている。全然ハングオーバー(二日酔い)していない。ラストのラストでちゃんとハングオーバーしてたけど。
んで、これまでの二作だとあくまで主役の三人をフォーカスしていて、その他の登場人物はあくまでスパイスだったのに、今作は中国人マフィアのチャウをフォーカスしすぎかなーと思った。
まー、笑える場面はちょこちょこあるんだけど、それも過去二作よりも少なかったなー。一番笑えたのは最初のキリンの首が吹っ飛ぶところかな。
今回、マイクタイソンは出てこない。