田我流とカイザーソゼのアルバムがめちゃくちゃ気持ちいい

田我流とカイザーソゼ

田我流とカイザーソゼ

田我流によるバンド・プロジェクト=「田我流とカイザーソゼ」によるスタジオ・レコーディング・アルバム。「JUST」や「B級映画のように2」を発表してきた田我流が、並のHip Hop Bandとは一線を画す、圧倒的な演奏力と土臭いファンクネスを併せ持つバンドを目指す。


田我流とカイザーソゼ | 田我流とカイザーソゼ | Mary Joy Recordings


たまにランニングをするんだけれど、音楽を聴きながら走っている。その時の気分とかで聴く曲を選んだり、シャッフルにしたりしてるんだけれど、最近はこのアルバムばっかり聴いて走っている。田我流とカイザーソゼの1stアルバム。ランニング向きかというとそういうわけでもない。燃える感じで頑張るぞ、という感じではない。ただ、このアルバムを聴きながら走るとめちゃくちゃ気持ちいい。膝が悪いのであんまり長距離走り過ぎると痛くなってしまうんだけれど、これを聴きながらだとどこまでも走れそうな気がする。まあ、気がするだけなのだけれど。

元々のソロの曲やEVISBEATSとの”ゆれる”(マジ名曲)なんかも収録されている。個人的にはtr.1の”坂”〜tr.5の”ゆれる”までの曲の並びは完璧すぎるほど完璧だと思う。聴きながら走ると気持ちいい、と上に書いたけれど、電車で聴いても電車で聴いても喫茶店で聴いても気持ちいい。この気持ちよさはどこから来るのだろうか。田我流のラップか、それを支える絶妙に泥臭いバンドサウンドか。多分両方だ。所謂”グルーヴ感”というのが飛び抜けていると思う。あと気持ちよさ云々もあるんだけれど、単純に曲が良いです。今年リリースされた日本のヒップホップのアルバムだとOMSBのやつが一番好きだったんだけれど、こっちのほうが好きかもしれない。

ちなみに田我流氏ははてなでブログ書いていたりする。still138.hatenablog.com