バカ丁寧だったり礼儀が正しすぎる人

二ヶ月くらい前に俺が所属する組織に新入社員が入ってきたんだけれど、この人が何をするにもバカ丁寧。話している受け答えとかもめちゃくちゃ丁寧だし、電話の応対も耳にはさんだ限りはものすごーく丁寧。礼儀も非常に正しい。そういう風になったのは育ってきた環境とか、親の教育とか色々要素はあると思う。当然、悪い事じゃないというか、良いことだと思うし、全てが雑だったり、礼儀もクソもない奴よりも、その人の方が圧倒的に正しいと思うのだけれど、モヤモヤというか「なんかなあ」という感覚に陥る。んで、こういったモヤモヤとか「なんかなあ」を吐き出してみて、上手く形にするのがブログだと思うんだけれど、俺はそれを形にするのが非常に苦手なのは明白。明白だけれど、なんとかちょっとだけ努力してみる。努力してみるものの、結局「モヤモヤする」とか「なんかなあー」という結末になるかもしれない、が。

コンビニとか居酒屋に行くとたまにいるじゃないですか。めっちゃくちゃハキハキとしていて、動作も丁寧で且つキビキビしていて、ものすごーく礼儀正しい店員が。接客業としてはそれは凄く正しい姿勢だと思うんだけれど、そういう方を目の当たりにするとモヤモヤするというか、「いや、そこまでせんでもええんちゃいまっか」という気分になる。とはいえ「もう少し雑に接客して」と言うのもそれはそれでおかしい話ではある。当然、雑で無礼な接客というのはムカつくし、お前ふざけんな殺すぞワレ、みたいな気分になる。あと、神レベルに丁寧だったり、礼儀正しい方とかいらっしゃるじゃないですか。一流ホテルの支配人みたいな、まあ、一流ホテルなんてほとんど宿泊したことなんてないんですけれど。あとは執事とかっすか?知らないけれど。そういうのはコンビニ/居酒屋のバカ丁寧に感じる「もう少し雑でええで」とか「モヤモヤー」とかは感じない。んー、グラフにするとこんな感じかなあ。不気味の谷的な。
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丁寧度は礼儀正しさとイコールでも良いです。「好感度」という言葉が正しいかどうかについてはアレだけれど、とりあえず。まあ、誰しもがこういう感覚になるかどうかは、別だけれど、少なくとも俺はこういう風に捉えがち。あとはその人の立ち位置にもよるかなあ。コンビニの店員とか居酒屋の店員なんかにはそこまでの接客は期待していないし、過剰に期待にこたえられてしまうと「あ、うーん」ってなる。一方、一流ホテルのホテルマンへのハードルはそりゃ高くなるし。んで、冒頭に述べた新入社員の件だけれど、コンビニ店員とか居酒屋店員と同じかというと別にそうでもないんだけれど、なんつうかもう少しフランクに接してもらわんとこっちがしんどくなるわ、みたいな。あ、正解はこれかも。バカ丁寧な人とか礼儀が正しすぎる人、期待のハードルを越えすぎる人とコミュニケーションするのはしんどい。↑のグラフの「好感度」のところは「しんどさ」に読み変えてもいいかも。じゃあ、なんでしんどいのかというと、それは、、、そういうもの、、、なんじゃないかなあ。結局のところ、立場相応の礼儀正しさで構わないと思うし、ハードルを越えすぎた礼儀正しさというのも考えモノやね、という話。