【今日の通勤音楽】シャムキャッツ『AFTER HOURS』

AFTER HOURS

今日はこれ。前作の『たからじま』はUSインディ、というよりPavement丸出しで、ドタバタ感がいっぱいあって俺は結構好きだったんだけれど、この作品では少しシフトを変えてきたように思える。インディ感を残しつつも、歌モノ、、、Sunny Day Serviceであったり、くるりの『さよならストレンジャー』のような、もっと言ってしまえば、はっぴいえんどのような、そんな正統派日本語ロックが持つメロウさが押し出されている。また、それだけではなくヒップホップやジャムバンドを参考にしたような、グルーヴ感もあって、正統派なんだけれど、ちゃんと2014年の、今の音楽が鳴らされている。あと、ジェケットもいいですね。そう、このジャケットのように90年代のロック、ポップス、渋谷系、さらには小沢健二の影響やオマージュはところどころ感じる。でも、やっぱり今の音楽だと思うわ。

2014年にリリースされた邦楽作品では今のところベスト3には入る、それくらいの良作。ってかもっと売れてくれー。

タイトルトラック"AFTER HOURS"のPV。この曲はホンッッッットに素晴らしい。独特のグルーヴ感、ベースラインがめちゃくちゃ気持ちいい。