おとといの話なんだけれど、デザフェス行った日の夜に恵比寿Liquid Roomでenvyのライブを観てきた。アルバムのリリースツアー。新譜も買っていなかったんで、ライブ行く前にタワレコで買って、漫画喫茶で聴いた。
- アーティスト: envy
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2015/05/13
- メディア: CD
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ここ最近はenvyというか激情ハードコアに対しては食傷気味で熱が冷めていたので、情報を全然チェックしていなかった。なので、envyが新譜リリースする、というのも実は知らなかった。envyは好きなバンドだし、激情ハードコアを聴き始めたきっかけでもあるんだけれど、MOGWAIとかMONOみたいなポストロックっぽいアプローチの楽曲が多くなってきてて、聴いていて「しんどい」って感じることが多かった。壮大すぎるというか。まあ、これはこれでカッコいいと思うんだけれど、やっぱり『君の靴と未来』とか『From Here To Eternity』とかの方が好きだったりする。けど、↓のYoutubeの音源を聴いてみて「おっ」と感じた。
envy - Ignorant Rain at the End of the World - YouTube
envyがやるハードコアとポストロックのいいところがカッチリとハマってると思う。envyが出したここ何枚かのアルバムの中では個人的には一番しっくりきた。ブルータルな部分も美しい部分もそれぞれ良い塩梅。前半の2曲は特にBPM高め、後半の曲は壮大な感じ。良いアルバム。
で、ライブ。何気に2年ぶりくらいにenvyのライブを観た。前回観た時は長尺な曲が多くて、アルバム聴いたときと同じで「しんどいなー」って思ってしまっていた。まあ、気分的にそういうモードじゃなかったんだろう。けど、この日のライブはすげー良かった。新譜の曲はもちろんやったし、旧譜の曲も織り交ぜてきて、みたいな。長尺の曲はライブだと音像というんですかね、音の壁と言い換えてもいいんだけれど、そういうのが凄かった。僕は真ん中らへんで観てたんだけれど、やっぱり『君の靴と未来』の曲は盛り上がる。"左手"とかアンコールでやった"さよなら言葉"の時とかモッシュピットが大変なことになってた。
この日はドラムの人が諸事情によりツアー参加できなくて、heaven in her armsのロッキーがドラム叩いてた。最初、ちょっとドキドキしながら観てたんだけれど、というか僕がドキドキする必要も理由もあんまりないんだけれど、まあ、それはいいとして、全く違和感がなく、すごく良いドラムを叩いていたように感じた。
良いライブを観ると、なんとなくやっていこうという気分になる。