今日はコレ。説明不要の名盤ですね。昔は『淫力魔人』という酷い邦題が付けられていたそうな。40年以上前の作品（！）なんだけれど、やっぱりめちゃくちゃカッコいいと思う。常軌を逸したくらいパワフルなボーカルと音が良い。tr1"Search And Destroy"は名曲。イントロから血がたぎる。パンクだとかグラムだとか色々言われていますけれど、結局のところロックンロールだと思います。tr2"Gimme Danger"のドロドロとしたタールのような楽曲も良い。ちなみにイギーポップ自身はこの曲を「バラードだ」と言い張っているらしいです。タイトルトラックであるtr5"Raw Power"も曲それ自体もカッコいいと思うんですが、音が生々しくて、そこらへんも良い。あと、この作品を聴くときは大音量であればあるほど、良いと思う。イギーポップは結構好きで、それなりに色々聴いているんだけれど、やっぱりこの作品が一番好き。
余談だけれど、アルバムジャケットのイギーポップは今見てもROLLYにしか見えない。
