アメリカにキャルヴィン・ジョンソンという変なオッサンがいる。このオッサンはK Recordsっつー良質なインディバンド、、、built to spillやmodest mouseやThe Go! Teamやその他色々なバンドの音源をリリースしているレーベルを経営している。あと、この変なオッサンは自分でもバンドをやったりしていてっつーか、向こうのインディレーベルの代表者は大抵バンドマンなんだけれど、彼もご多分に漏れず、Beat Happeningというカッコいい名前を持ったバンドで変でごちゃごちゃしてゴミみたいなロック（褒め言葉）をやったりしている。そんで、Built To Spillというバンドでギター/ボーカルを務めるダグ・マシューという俺の敬愛するハゲとバンド？プロジェクト？ユニット？みたいなこともやっていて、その彼らの音源を今日は聴いてきた。
まず、アルバムタイトルが最高ですね。「神はゴミ以外は作らない」。内容の方はダグ・マシューの卓越したセンスとキャルヴィン・ジョンソンのゴミみたいなセンス（褒め言葉）が混ぜ合わさった最高にLo-Fiでインディロックに仕上がっている。むしろこれはもうパンクと言ってしまった方が良いのかもしれない。ヘロヘロなんだけれど、ギターリフは俺好みだし、メロディーも俺好みだし。自分語りになってしまうけれど、俺は「酔っ払いながら片足で綱渡りしているような感じ」に溢れている音楽が好きで、この音源はまさにそんな感じ。pavementとか好きな人にはオススメ。
