基本的に、阪神タイガースの試合を観に行く時は外野席、ヴィッセル神戸の試合を観に行く時はゴール裏。チケットが安いから、という理由もあるんだけれど、それぞれコアなファン、サポーターが集まって、立ちあがってメガホンを叩きながら応援歌を歌ったり、飛び跳ねながらチャントを歌うことができて、試合をみるのも楽しいが、そうやってチームを鼓舞できることが楽しいというのが大きな理由。阪神の時は外野がすぐ売り切れてしまうんだけど。あと、甲子園だと外野でも座っているけれど。あれ、何とかなんないかな。仕方ないのかな、やっぱ。
話がそれたけど、そんな感じで応援歌やチャント歌って野球・サッカー観戦をしている。んで、やっぱりそういうのも「音楽」なので「カッコいい・ダサい」「良い・悪い」はあるわけです。野球の応援歌っつーと「ドン・ドン・ドンドンドン」という1・1・3のリズムと「かっとーばせー、○○」というイメージがあって、なんか軍歌っぽいというか、古臭い感じがするけれど、阪神の応援歌はまさにそんなノリ。
たとえば、新井(兄)の応援歌や
鳥谷の応援歌など
今いる現役選手の応援歌だけれど、どことなーく古臭い感じがするし、特に野球に興味がない人からしたら「ダセエwww」という感じがするかもしれない。まあ、ファンからしてもそれは否定しない。「やきうwww」と揶揄される理由の一つであるとすら思える。
とはいえ、ロッテなんかはカッコいい。角中なんかは「WBCに選出されたのはその応援歌が理由」と勝手に思っているくらい。
この曲、というかロッテの応援歌の多くはバスドラで「ドンドンドンドン」と単一でBPMも阪神や他球団の応援歌に比べて速い。巨人も最近はこんな感じだけど、あれはロッテのパクリや(投げ槍)。けど、これって何かに似ていないか?まあ、知っての通りサッカーのチャントっぽいんですよね。
チャントは野球の応援歌みたいにチーム交互で歌っているわけじゃないからテレビ観戦だとグチャグチャで聴こえないし、スタジアムだと自分たちのチャントしか聴こえないので神戸以外のチャントはあんまり知らないのだけど、例えばこの"Go West"とか。昨年できた曲なんだけど、俺はこの曲が好きかなあ。典型的なチャントという感じ。
サッカーのチャントはこんな感じで歌詞重視ではなく、ノリ重視、声重視が多い。「ラ~ラ~♪」みたいなシンガロングが多い。ロッテも同じやね。今年できた"神戸突撃行進曲"も好き。
あと、チャントはリズムを変えたりする曲があるするのも特徴かなあ。最近だとマルキーニョスの曲とか。野球の応援歌だとこのリズムの取り方は聞いたことがない。俺が知らないだけで、存在するのかもしれないけれど。ファンファーレはあったりするんだけどさ。
こんな感じで、サッカーの方が野球の応援歌よりもバリエーション豊富で自由な感じがしますね。まあ、先ほど挙げたロッテのようなチームもあるわけですが。んで、野球のテンプレ的な応援歌がダサく感じて、サッカーのチャントがカッコよく感じる理由は「演歌、ダサイ。パンク、カッコイイ!」みたいな感じなんじゃないんですかね(適当)。まあ、俺は両方好きだけど。
ところで、サッカーとアイリッシュパンクが相性良いのはやっぱりシンガロングの感じが合うんだろーか。こちらに関してはまた今度書こう。