通勤中にiPodで聴いた音楽を紹介する誰得なコーナー。今日はコレ。
- アーティスト: Built To Spill
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1999/02/18
- メディア: CD
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大大大大名盤。色々変動はするものの、俺の人生の中で5本の指に入るくらい素晴らしい作品。ロックが嫌いじゃ無ければ是非とも聴いてほしいと思う。Built To Spillはこの作品以外にも全作聴いて、それらの作品もことごとく良作でオススメできるんだけれど、この"Keep It Like A Secret"はその中でも飛びぬけて良い。あんまり、作品に対して採点というのは付けたくないんだけれど、この作品は100点満点中100点。マジでそれくらい素晴らしい。素晴らしすぎて未だに月一回くらいのペースで聴いている。
美しくも捻くれてまくっていて、ギリギリのラインを綱渡りのように危うく鳴らすギターアンサンブル。凡才じゃあとても作れないような、秀逸なメロディ。んで、USインディらしい遊び心も忘れていない。そして、演奏・歌に垣間見えるエモーショナル。そのすべてが奇跡としか言えないレベルでぶつかっているこの作品は歴史的名盤と言っていいんじゃないか?と個人的には思っている。まあ、日本ではあんまり知られていないし、アメリカでもめちゃくちゃ売れているわけじゃないっぽいけれど。おかしい。けど、去年か一昨年くらいに日本盤のCDが発売(再発?)されてた。
まあ、要は聴け!ってことです。あんまり、聴け!なんて言葉は使わないけれど、この作品は聴け!ダイナソーJrとかニールヤングとかウィーザー、その他モデストマウスやペイヴメント等のUSインディが好きな人は絶対ハマし、所謂エモと言われるジャンルの音楽が好きな人も好きだと思う。
ただ、一つ残念なことがあってBuilt To Spillは未だに来日した事が無くて、これからも来日する見込みが無い。どうやら、ギターボーカルのダグが飛行機嫌いらしくて、車や船で行けるところにしか行かない模様。もしも、奇跡が起きて来日したら絶対、全公演行くわ。それか、アメリカに行ってBuilt To SpillとNBAを見る、運が良ければモデストマウスも見る、というフルコースを味わいたい。というか、計画中。
全然関係ないけれど、何年か前に京王井の頭線にダグにそっくりな外人が乗っていた。多分人違いだろう。
大名曲。tr3"Carry the zero"
この曲が一番好き。tr1"The Plan"。ライブもよさそうだー。