通勤中にiPodで聴いた音楽を紹介する誰得なコーナー2回目。本日はコレを聴いて通勤。
Amazonでは売っていない&CDはリリースされていない、というDIYでエモーショナル・ポストハードコア・マスロックなバンド、1994!の3rdアルバム "Fuck It"。去年リリースされたらしいんだけれど、最近というか、昨日LPを手に入れた。mp3をレーベルページよりダウンロードしてiPodへ。最近のレコードにはこのようにダウンロードコードなるものが付いている。
本作はヨーロッパツアー中にiPhoneとシンプルなwi-fiマイクという形で録音されたらしい。んで、当然のことながら音はクソ悪い。リハスタでそのまま空間どりしたかのような音。ヘッドホンだとまだしも、スピーカーで聞くと全然歌が聴こえてこない。が、その音の悪さがPUNK/Hard Core感を引き立てていて、前作の"FCKYRHED"よりもずっとパンクっぽさが増している。
1994!はgt/voとdrという超シンプルなバンド構成ながら、非常に繊細で激テクニカルかつ荒々しい音楽を聞かせてくれるというイメージだったんだけれど、今作はさらに荒々しくなっていて初期衝動感が凄まじく、熱量が半端ない。だけど、B面には弾き語りの曲も入っているという新しい一面も垣間見ることが出来た。お気に入りはtr2 "i,i,i,me,me,me"。途中からツービートになるのとこがめちゃくちゃカッコいい。良作デス。いやー、しかし、やっぱ何度聴いても二人でやっている音楽じゃねーよなー。まじすげー。
ちなみに盤面はこんな感じだった。綺麗な蛍光黄色のVINYL。
あと、以下のレーベルのbandcampで視聴 もできるし、MP3を言い値で購入することができる。別に0USDでも手に入れることができるっていう。
