Black Country, New Road@渋谷O-EAST

4月6日、Black Country, New Roadの来日公演@渋谷O-EASTを見た。

音源は聴いていて、もともと「良いなぁ」と思っていたのだが、去年のフロントマンが脱退した直後のフジロックで全曲新曲で演奏したライブをYouTubeの配信で見て「うお〜、良い〜〜〜!!」という気持ちにさせてくれた、そんなBC,NRの来日公演。

サポートアクトのJulia Shortreedのライブを終えて、Bon Joviの"You Give Love A Bad Name"をSEに20:00くらいに登場。基本的に先日リリースされたライブアルバム『Live at Bush Hall』と同じ曲順で演奏し、合間合間に新曲をやっていくという感じだった。この日、初披露の楽曲もやってくれた。

ライブアルバムを聴いていて管楽器を加えたポストパンク的なアンサンブルは各楽曲のメロディの哀愁さも含めて、なんとなくNATSUMENを彷彿とさせるよなぁ、と感じていたのだが、やはり生で演奏を見ても同じように感じた。そして、めちゃくちゃロックンロールしているなあ、と思った。転がっている。

ライブ自体はアンコールもなく1時間ちょっとで終了。新体制になってからの曲はまだまだ少ないから仕方がない。また数年後に見たいぜー。ハッピーでポジティブな空間でした。

ザ・クロマニヨンズ@浦安市文化会館


3/5にクロマニヨンズのライブを浦安市文化会館で見た。クロマニヨンズはちょいちょいライブを見ているんだけれど、コロナのアレもあり3年ぶりくらいに見る。マーシーは還暦超えているし、ヒロトも今月還暦を迎える。そして、中学生の時にヒロトマーシーのロックンロールに食らわされた俺もアラフォーだ。ヒロトマーシーは相変わらずロックンロールやっていて、俺はまあ色々あったりするけれど、未だにロックンロールは好きで生活している、みたいな感じ。

今回は今年出たアルバム『MOUNTAIN BANANA』のリリースツアーの公演。クロマニヨンズのリリースツアーはアルバムの曲順通りに演奏していって、合間合間に過去の曲をやるのがお決まりで、今回もそうだった。開演通りに始まったライブでのヒロトマーシーは全然変わらんなーと思った。ただ、ひたすらかっこいい、としか言いようがない。過去の曲は俺が好きな『スピードとナイフ』とか『エルビス(仮)』なんかもやってくれて良かったなー。そんでアルバムの曲も、音源で聴いたらいまいちな曲もあったりするんだけれど、ライブだとやはりよく思えてしまう。3年ぶりに見たクロマニヨンズは3年前と全く変わって無いどころか、以前よりもパワフルさすら感じるロックンロールをただひたすらにやっていました。

物販は特に何も買わなくていいかなーと思ってたんだけれど、マーシーが去年出した本がサイン入りで売っていたのでタオルと一緒に買った。内容も良くて家に帰ってからレコードを愛でたりした。

宝塚歌劇 花組公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』@東京宝塚劇場

ミュージカルの『うたかたの恋』は数回再演されているらしいのだけれど、初めて見た。

1888年4月、マリーとルドルフは劇場で偶然に出会い、激しい恋に落ちた。ラリッシュ夫人の協力もあって、2人は逢瀬を重ねる。

しかし、周囲の圧力から2人は別れざるを得ず、さらにルドルフは陸軍大臣フリードリヒ公爵の陰謀に巻き込まれて追いつめられていた。1889年1月26日、ドイツ大使館でのパーティで、死を決意したルドルフはマリーに「来週の月曜日、旅に出よう」と告げる。

そして1月29日に雪の降るマイエルリンクの別荘で、2人は死を遂げる。


via:うたかたの恋 (宝塚歌劇) - Wikipedia

あらすじはこんな感じで宝塚っぽい感じ。ルドルフとマリーを周りの状況がじわじわと追い込んでいってしまう悲恋のお話。初演が1983年なので曲はやや古さを感じてしまったなー。死ぬ直前の柚香光の演技がすごい良かったように思う。

『ENCHANTEMENT』は香水をテーマにしたショー。よかったです(小学生並みの感想だけれど、こう言うしか無い)。星風まどかのアンダースコートが見えてしまったシーンがあったんだけれど、それを柚香光がサッと隠す、みたいな出来事があったんだけれど所作があまりにもカッコよすぎた。

The Birthday@TOP BEAT CLUBを見た


THE NEATBEATSの真鍋氏が主宰となって荻窪にオープンしたTOP BEAT CLUBにてThe Birtydayのライブを見た。先々週のニートビーツこけら落とし公演にも行ったので今月2回目の来訪。The Birthdayはなんだかんだで年に1回くらいはライブを見ているのだが、都内でこれくらい小さいハコ(300人くらい)でワンマンのライブやるのはなかなか珍しい。普段は1000人以上の大バコでやることが多い。んで、やっぱりそれくらいのハコで見るライブよりやっぱり良いな、と思った。音もアンプからの生音も結構聴こえたりするし。一昨日に見たライブが東京ドームだったので尚更そう思える。ま、もちろんデカいハコやスタジアムで見るライブにも特有の良さみたいなのもあるんだけどさ。ただ、The Birthdayみたいに特に演出もなく演奏だけするバンドはできるだけ小さいハコで見たい。

対バンでもアルバムのツアーでもないワンマンだったので新しめの曲もやりつつ、最近ライブで聞いてなかったなって感じの曲もやったりだった。"Red Eye"、久しぶりに聞いたんだけど良かったし、何より中盤のセッションもグッド。チバの調子も良さそうだったし、小さいハコだったからフジケンの手元がよく見れたんだけれど、やっぱめちゃくちゃギター上手いなー、良いギタリストだなー、と思った。

ライブ見たあと、荻窪の味噌ラーメンの名店、"味噌っ子ふっく"のラーメンを久しぶりに食べたかったのだけれど、行ってみたら営業終了していた。

Red Hot Chili Peppers@東京ドームを見た

2016年のフジロックの時以来の2回目のレッチリを見た。その時は何か知らんけどアンソニーが機嫌悪かったりして、正直あまり良くなかったんだけれど、今回は良かった。やっぱりジョン・フルシアンテがギター引いているレッチリが好きなんだよなー、と改めて感じた次第。セットリストも今回のほうが断然に良かった。ただ、東京ドームはやっぱりライブを見る場所じゃねーよなー、と野球観戦で以外で行くたびに思う。レッチリ、普通に好きって感じで、めちゃくちゃに思い入れのあるバンドではないのだけれど、今回は「行っとかないと最後かもしれない損するな」と思って行ったんだけれど、結果的に行ってよかったように思う。アリーナ席で見れたのも良かった。ただ、もうちょっと長い時間やってくれ〜、って思ったのも正直なところ。あとグッズは別にいらんかな、と思ってたんだけれどライブ見たら欲しくなってしまったな。定価で手に入れられるチャンスがあれば手に入れたい。