【今日の通勤音楽】Maspyke 『The Blackout』

THE BLACKOUT

今日は深夜仕事があるため、この時間に出社。待機時間が多いので別にいいんですけど、とにかく眠い。んで、今日はコレ。

埋もれてはいけないなにかがそこにはある...をキーワードに、埋もれた傑作にスポットライトを当てCOUNT BASS D、STRANGE FRUIT PROJECT、MASS INFLUENCE、MASPYKE、DRED SCOTT、O.C.、THE NONCE、V.A. LOST & FOUND、ROB O、SHOWBIZ & A.G.などをタイトルをリリースしてきたロスト&ファウンド・シリーズ。あのDJ MISTU THE BEATSが03年のベストアルバムに挙げたという注目作。トラックメイカーのRODDY ROD、MCのHANIFとTABLEEKという3人組。結成は91年というからその活動歴は長く、古くはGROOVEATTACKの『SUPER RAPPIN' VOL.2』、OMの12シリーズ「PLAYED LIST」、など地下レベルでは確かなプロップスを得ていたが、これまであまり日の当たることはなかった。ニュー・スクール以降と呼ぶに相応しい感覚を持った楽曲は、7 HEADS周辺のみならずPETE ROCKQ-TIP、BOBBITOも高く評価。タイトながらもジャジーでソウルフル、温もりあるトラックに、正統派ともいうべきしっかりとしたライミング。SOUND PROVIDERS『AN EVENING WITH』に客演も果たしていた彼ら。この作品で多くの人の耳に届くことを期待したい。また、多くの人に聞かれるべきサウンドであると強く思う。

Amazon.co.jp: THE BLACKOUT: 音楽

Amazonに書かれていた上記の商品紹介で事足りるっちゃあ、事足りる。個人的にはこの作品すげーオシャレ、だと思うんですよね。んで、ヒップホップのオシャレ感ってどことなーくエロい感じがあるんですけれど、この作品が持つオシャレ感にはあんまりエロさは無い。かといって、色気のないオシャレかというとそうでもない。まあ、そもそもオシャレっていう言葉が的外れかもしれないんですけれど。なんつーんすかね。「部屋っぽい」というか何と言うか。あ、ジャケだとなんとなくマッチョな香りをを醸し出しているけれど、全然違う。内容とジャケは乖離しすぎじゃない?と思うほど肩の力が抜けまくった曲で溢れています。