【今日の通勤音楽】Thee Michelle Gun Elephant "Cult Grass Stars"

cult grass stars


昨日に引き続き、TMGE。今日はメジャーファーストアルバムの"Cult Grass Stars"。言うまでもなく名盤。初期のミッシェル、特にこのアルバムはロンドンの香りがプンプンする。イギリスではないところがミソ。後期のころよりもずっと洒落ていてスタイリッシュだし、歯切れのいいギターは軽やかさすら感じるし、ちょっとダサくてオシャレ。全てが素晴らしいと思う。あと、チバの声が若い。後期や現在のしゃがれた声とは大違い。そして、なにより素晴らしくポップ。あ、この頃はバンド名の表記が小文字。そこらへんも洒落てる。

名曲の"世界の終わり"はもちろん、"トカゲ"のDr.Feelgood感満載のロックンロールも最高だし、"I was walkin' & sleepin"のちょっとひねくれた感があって、且つ明るいポップスも良い。一人称が「おいら」っていうのも後期のイメージとはかけ離れているなー。"いじけるなベイベー"にみられる「ちょっと弱い」感じも好きです。そうそう、このころのチバが書く歌詞は後期よりもずっと意味性がある気がするんだよなー。

今日はiPodで聴いたけれど、この作品はアナログで聴くのが至高。ちなみに俺はアルバムは全部アナログで持っている(自慢)(二回目)