コロッケ

台風すげーっすね@東京。ということで、台風というとコロッケ(参考)なわけですが、おれはコロッケが好きで、知らない街を歩いていて、肉屋でコロッケが売っていたりすると良く買ったりするし、コンビニでもスーパーでもしょっちゅう買っている。そして、好きなそばはコロッケそばだ。好きな揚げ物は色々あるし、どれも甲乙つけがたいのだが、例えるならばコロッケは揚げ物界のビートルズであり、手塚治虫であり、福本豊である。例えが分かりずらい。まあ、要はスタンダードであり、パイオニアであり、良さがある、ってことだ。余談だが神戸にはウマいコロッケをウリにしている肉屋が結構多い。

さて、コロッケに限らず、揚げ物というのは自分で作るのはめんどくさい。自分好みの味付けや大きさや材料を選択できるのは良いし楽しさもあるのだが、それよりもめんどくささが上回ってしまう。なので、たいていの場合は先に述べたように作られたものを買うことが多いのだが、そうなってくると、自分の口に合わない、いや、許せないコロッケに出会ってしまうことがたまにある。

許せないコロッケとは何か。それはコーンが入ったコロッケである。コロッケの断面に黄色いアレが入っているとすげぇ、なんつうかこう「冒涜だ」と思ってしまう。そんなのいらない。コーンの甘味とか歯ごたえとかそんなのはいらないんだ。コロッケにはジャガイモと申し訳程度のひき肉が入っていればいい。コロッケへのコーンの加入はビートルズにKOЯNのメンバーが加入してしまったような、そういう歪さを感じてしまう。グリーンピースも入っている場合もあるが、もはや狂気の沙汰と言っても過言ではない。ガンジーでも助走をつけて云々というネットスラングがあるが、これらのコロッケに出会った時のおれの気分を表していると言っても他ならない。別にコーンやグリーンピース単品だとその存在は認めるし、嫌いでもないのだが、コロッケの中にあるコーンやグリーンピースというものは存在してはならないものだ。絶対悪。外見では悪のコロッケかどうかわからないというのもタチが悪い。富士そばのコロッケはコーンが入っているのだけど、それを知らずに初めて食べた時は1人で不買デモを決行すべし!とか演歌売る前にやることあんだろが!とかそんなことを思ったりした。残すのはアレなので食べたけど。まあ、そういうわけなので各位、宜しくお願いします。仕事に戻ります。