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カレーを作って食べる

雑文

昨晩のカレー。

今朝のカレー。

ペペロンチーノとチャーハンの調理方法は各人において信仰、流派が異なるが、同様にカレーにおいても各々信仰が異なる。このため、しばしば宗教間戦争が勃発するのが常である。例えばこんなコピペがある。

東京都内のとある高級ホテルで十数年間料理長をするかたわら、
個人でもレストランを経営している超一流のシェフが、
「家庭でも高級レストラン並みの美味しいカレーを作る方法」を教えてくれた。

・シェフのコメント
「バーモントカレーとかジャワカレーとか、家庭のカレーありますよね。
それを使っても、高級レストランのカレーっぽく作れます。
無塩の100%トマトジュースを水代わりに使うんですよ。
私はカレーに水を使ったことなんて一度もない」

・一滴も必要ないの!?
ええっ!? カレーに水は必要不可欠だと思ってたが、一滴も必要ないの!?
シェフは「家庭でも高級レストラン並みの美味しいカレーを作る方法」を9つ教えてくれたので、
以下にまとめてお伝えしたいと思う。


1.水は使わずトマトジュースを入れろ
水は絶対に使わず、かわりに果汁100%の無塩トマトジュースを使用。水が1リットル必要な場合は、トマトジュース1.1リットル入れる。
絶対に無塩を使用すること。これにより、滑らかさ、酸味、コク、そのすべてが手に入る。

2.特濃牛乳を入れろ

3.缶コーヒー(小)の半分を入れろ
ブラックの缶コーヒー(小)の半分を入れる。そうすることで苦味が食材の旨味成分に作用し、旨味として生まれ変わる。それと同時に、ぼやけた味が引き締まる。

4.ヨーグルトは入れるな!
ヨーグルトは酸味とコクを生むが、喉に引っかかる「嫌な後味」を残す場合がある。隠し味として入れている人がいるが推奨しない。やめるべき。

5.たまねぎは3つの切り方を混在させろ!!
6.2つのカレーを混ぜろ

7.水を使いたいときは炭酸水で煮込め!!
トマトが苦手でも水を使うのだけはやめておけ。料理は化学反応なんだよ。何の意味もなさない「水」なんてプレーンなものを入れた日には、食材を無駄にした気持ちで懺悔したくなっちゃうよ。

入れるなら「食材に何らかの作用を起こすもの」を入れろ。だからトマトが嫌なら炭酸水を入れるんだ。水よりやわらかく煮込めるし、必然的にカレーの旨味が野菜に浸透しやすくなる。

8. チョコレートは入れるな!
チョコレートを入れるとウマイと言ってるヤツがいるな? あれはウソだ。

9. ポテトチップスを入れろ
ふざけんなって思うだろ? 思ってもいいけど、ポテトチップスを入れるとカレーがウマくなるという事実は曲がらないからな。

カレー10皿分に対してポテトチップスのコンソメ味1袋か、カラムーチョ半分を入れるとウマくなる。コクが強まるだけじゃない。ポテトチップスが香ばしさをプラスするんだ


カレーにはポテチとトマトジュース - コピペ運動会


このように「レストランで食べられるようなカレー」を信仰するものもいる。また、スパイスを自ら調合して調理する猛者もいる。このレシピのように簡単ではあるものの、こだわりと味を追求する流派もある。おれはみんなちがってみんないいと思う。ただし、シーフードカレー。てめーはだめだ。家でシーフードカレーとか食べたくなくない?なくなくなくなくなくなくない?よつばのとーちゃんも言っていた。シーフードなんか入れたらカレーが死ぬ、って。シーフードカレーとはサタンであり、これを作る者はサタニズムの信奉者である。死後、裁きにあい、そして地獄に堕ちる。まあいい。おれもまた様々な流派を行ったり来たりした。色々な作り方を試してきた。そして様々な過程を経て、現在はカレールウの箱に書いてある通りに作ることを是とし、それを信仰している。隠し味も何も入れない。しかし、結果として「the 普通のカレー」を味わうことができるのだ。もちろん、こだわりのウマいカレーも食べたいときはあるのだが、家では普通のカレーを普通に食べたい。こだわらないことがこだわり、と言ってもよい。ちなみに、おれはジャワカレー(肉は牛肉)派である。今回は大なべで作ったので、しばらく毎日カレーだ。

朝と晩に火をかけ、カレーを育てていると、内に秘めたるものの目覚めを感じる。それはきっと、愛とか宇宙とか。