月報(2016年2月)

 2016年2月の月報。

 2/25~2/28に開催された御苗場vol.18に参加した。これまでインターネット上でしか写真を公開してこなかったおれにとっては初めての展示となった。色々と反省するポイントであったり、次に展示する時ははこうしよう、といった勉強になる部分が多かった。詳細な感想やらアレやらコレやらについてはこちらをどうぞ。

 写真。ここ最近は路上スナップを再開している。きっかけはTatsuo Suzukiさんという人のスナップに見惚れたから。毎日毎日通勤帰り、渋谷に立ち寄り、スナップを撮っているのだが、難しいものがあるというか、やはり緊張する。尻込みする時もある。後ろめたさもある。だが、それらを断ち切って踏み込まなければならない場面もある。それは使命感とか、そういうわけではなくて単純にカッコいい写真が撮りたいからだ。ただまあ、どこまでの手段ならオーケーなのか、ということは自覚的でありたいとも思う。Tatsuo Suzukiさんとは今月直接会う機会があり、色々教えてもらう予定。あと、どこかのタイミングで時間を作って、昔撮った写真(RAWに限るが)を再編集しようと思っている。それを何かしらの形で公開できれば。

 最近はミラーレス一眼を使うことがめっきりと減って、GRばかりで写真を撮っている。当初はGRでの撮影がなかなか難しくて、言うことを聞いてくれなかったのだが、最近はだいぶ手に馴染んできた。御苗場に使った写真も半分以上がGRで撮った写真。もちろん、未だに難しいところはあるのだけれど。そんで、今持っているミラーレス(Olympus OM-D E-M5)とそのレンズ、もういらねーかなー、なんて思っている。そして、その売ったカネでフジのX100Tが欲しいなあ、と思っている。幾つかの店で試したりしているのだけれど、良さげだ。35mmの単焦点。もうちょっと考えてみよう。誰かが10万円くれたら即購入するのだが。

 1月分の月報に『シュタインズゲート・ゼロ』をプレーしている、と書いたけれど、2月の早々にはクリアした。微妙だった、という感想に終始せざるを得ない。いやまあ、前作の方でちゃんとした終わり方をしているのはわかってはいるし、それに対して別のルートから辿り着く、というような感じになるとは思っていたんだけれど、なんかこう、もっとどうにかならんかったかね、と。かがりが整形して由季に変装しているというくだりは「おまえそれは無理があるだろ…」と思った。それ以降テレビゲームはやっていない。スマホゲームはちょこちょこと。課金はしない。デレステは石をしょっちゅうくれるのでありがたい。まあ、それはたくさんの死体の上で成り立っていることだろうが。

 音楽。っつーか最近、全然は音楽の事書いていないな。暇があれば書こうと思う。しかし、音楽の事を書くって難しい。結局「良かった」「良くなかったな」の二元論に終始してしまうことが多い。さて、相変わらずApple Musicで音楽を聴くことが多い。新譜ではBasementやPorches、Daughter、DIIVあたりが良かった。Daughterは来日するらしい。来日と言えばBon Iverが来ていた。行かなかったけれど。他はまあいつも通り。今月はパンク/ハードコアあたりを聴くことが多かった。ちなみにKanye Westの新作はApple MusicにもiTunesにも無いのでまだ聴いていない。CD買おうかな。そういえば、データでしか持っていなかったAlabama Shakesの1stのレコードを買った。レコードは今月これしか買っていない。

 読書。以前の文章でも書いたが、太宰治をいくつか読んだ。『人間失格』『富嶽百景』『斜陽』『ヴィヨンの妻』など。それで読んでいて思ったのだが、太宰はNTRフェチなのではないだろうか?そういう描写が多い気がするのだが。まあ、そんなことはどうでも良く、純粋に面白く読めた。食わず嫌いだったのだけれど、克服することができて良かった。他は何読んだっけな。高橋源一郎の『僕らの民主主義なんだぜ』とか。2月はあんまり読んでいない。

 Jリーグが開幕。ヴィッセル神戸はヴァンフォーレ甲府をホームに迎えて開幕戦。おれはオンデマンド中継で観ていたのだけれど、心なしかいつもよりも芝の状態が良い気がしたんだけれど、気のせいか?昨シーズンのチームの中心だった森岡とチョン・ウヨンが抜けて、心配、いや、心肺無いさー♪(via 大西ライオン)みたいな感じのチームになってしまった神戸だけれど、はてさて。レアンドロとPJのツートップというのは予想外だったけれどそれも悪くないか、と思いながら観戦していたんだけど前線はチグハグ感がある。まあ、しばらくしたら大丈夫っしょ、と思ってみていたら90分ずーっとチグハグしていて、めちゃくちゃイラついた。お前らキャンプでなにやっとったんじゃ。そうこうしているうちにマジ半端ないクリスティアーノにカウンターから2点決められて終了。甲府の戦い方が徹底していて、それが良い出来でハマっていたというのもあるけれど、降格候補相手にこの戦いは本当にやばい。もともと今シーズンはやばいなと思っていたけれど予想以上のやばさがそこにあるな、と。まじで心肺が無い。とにかく、縦パス通せる選手を急募。10番空いているからそれに見合う選手を。ただ、個人的に期待している増山朝陽がかなり良い感じだったので今シーズンはこいつのユニを買おうと思ったし、大黒と同じくらいの傭兵感を醸し出す伊野波もチームにバランスをもたらしていたし、あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ!「盟友であるウヨンがいるチームだから移籍してみたらウヨンがいなかった」な…何を言っているのか、わからねー新GKのキム・スンギュの実力にかなりのものを感じたり、とお先真っ暗でもないので、しばらくは見守りたい。というか田中雄大は精度の低いクロスばかり放り込んでいて、キミはモイーズ時代のユナイテッドの選手かな?なんて思ったりした。ていうか、第一節、ホームで勝っているの鳥栖だけというのもなんかすごいな。totoは大荒れじゃなかろうか。