「貧乏だけど心は豊か」は普通にあり得るだろ

読んだ。
「貧乏だけど心は豊か」がありえない理由 - かくいう私も青二才でね


つまるところ、id:bulldraさんのブコメが全てだと思う。

「貧乏だけど心は豊か」がありえない理由 - かくいう私も青二才でね

「それしか選べない」と「それを選ぶ」は全然違うという問題。

2015/03/19 13:15


★★★

貧乏だから、良い物が食べられない。
貧乏だから、交際費・交遊費が出せない。
貧乏だから、いっぱい働かないといけない。
貧乏だから、便利な機械やサービスを利用できない。
貧乏だから、手間暇を避けて通る事ができず、時間や選択肢は限られてくる。

そらそうやけど、それを分かった上で貧乏であり続ける人もいる。


僕の周りなんかだと30近くになってもバイトやりながらバンドやっている友達が結構多い。金は無いけれど、ツアー回ったり、レコード出したりとなんだかんだで頑張っている。貧乏なその状態をあざ笑うか、それとも羨むかはその人の価値観によるものだろう。価値観という物差しは人それぞれ異なる。僕はそれはそれでアリだと思うし、バンドやりたくてもできない状態の僕としては結構羨ましいというか、悔しいというか。

「貧乏である」という現状には必ず理由がある。上に述べたように「バンドをやり続けるため」だとかphaさんのように「ダラダラしたいから」とか。その理由がその人の中で正当である限り、貧乏であり続けることも良いと僕は思う。それこそ「自分で選び取った貧乏」だと思う。当たり前だけれど「それなりに裕福で且つ、自分のやりたいことがやれている」という状態がベストだろう。僕だってそうありたい。けれど、そんなに甘くない。どっちか選ばなきゃいけない。僕なんかはそれなりに金貰って働いているけれど、やりたいことを100%やれていない。色々と天秤にかけて、やりたいことを捨てて、金の方を選んでいる。貧乏が生きていくうえでの足かせになることはもちろんある。だけど、裕福であることが生きていく上での足かせになることもすごく多い。

選んでいないのに貧乏になってしまった場合は最悪だけどね。その場合は心の豊かさ云々もクソも無いと思う。そういう人はどうすればいいか?知るかよ。そこまで他人に関心は無い。まあ、そもそも「心が豊かな状態」というのも主観的でしかないしなあ。好きなだけ買いたいものを買える状態が「心が豊か」という人もいるし、やりたいことをやれている状態が「心が豊か」という人もいる。結局のところ、その人が生きていく上で何を大切にしているか、どうありたいかによると思う。他人が「お前の心は豊かじゃない」とかどうこう言えるわけない。

んで、id:TM2501さんは生きていく上で何が大切なのですか?どうありたいのですか?