D'Angelo and The Vanguard『Black Messiah』

Black Messiah

今日の通勤音楽。去年の年の瀬にリリースされたディアンジェロの3rdアルバム。2ndから14年ぶりとのこと。つっても14年前って2000年だからそんなに昔に感じないのは僕だけだろうか。まあ、それはどうでもいいとして、ディアンジェロって全然聴いたことないんだよね。普段、僕が聴く音楽の守備範囲からは完全に外れている。ソウルとかR&Bとか。名盤と言われている前作の『Voodoo』も聴いたことない。とはいえ、インターネットの評判を見てみると口を揃えて「傑作だ!」だの「素晴らしい!」だのなんだのと言っているので、聴いてみるかーってことで買った。んで、感想なんだけれど絶賛されている通り曲のクオリティはすげえ高いなあ、となんとなく思う。なんで「なんとなく」なのかというと、ここらへんのジャンルはあんまり知らないからです。けど、良いと思う。あと、楽曲も色々とバラエティに富んでいるので、アルバムを通して聴いても全然飽きない。そして、どことなくセクシーっていうかエロさもある。ここでのエロというのはギャングスタラップみたいな下品な感じではなくて、もっと上品なエロ、といえばいいのかな。まあ、これまた「なんとなく」なわけだけれども。楽曲で言うと「隙間」がボーカルを引きたせている楽曲が多いかなーって思った。特にTr1"Ain't That Easy"はそんな感じ。個人的にはtr5"Really Love"が好きかな。あと、アルバム通してギターの音が凄くいい。

とりあえず、もう少し聴きこんでみよう。んで、『Voodoo』も聴いてみようかなあ、と思った。