heaven in her arms『被覆する閉塞』

被覆する閉塞

 今日はコレ。東京を中心に国内のみならず、欧州でもライブをやったりするheaven in her armsのEP。2009年にSONZAIから(!)リリース。先月もユーロツアーに行ってた。先日の土曜日は早稲田ZONE-Bでライブやってたので久しぶりに観に行ったんだけれど、相変わらずカッコ良かった。で、最近のヘヴンっつーととにかく音が重く、かつブラックメタルに影響された音作りと、良い意味でヴィジュアル系、もっと言えばルナシーに影響を受けた様な楽曲が多い。ただ、このEPの前にリリースされた『黒班の浸食』はもっとガッツリ激情系で、このEPに収録されている楽曲はその過渡期かなあ、という感じがする。少々長めでアンビエントっぽい楽曲が多く、特にtr1の"縫合不全"はそんな感じ。9分もある。tr2の"錆びた爪痕"も9分の大作で、中盤のメタリックなリフが非常に良い。これらの二曲は非常に抒情的なハードコアだと思う。tr3のインスト"39/40"を挟んだ、"角膜で月は歪む"はのっけのリフからめちゃくちゃ良い。ヘヴンの中でも非常に好きな曲の一つ。tr1,2のように徐々に激しくなっていくのではなく、もう頭から激しいのでライブでも盛り上がる。まあ、こないだのライブじゃやってくれませんでしたけど。んで、ヘヴンっつーとしょっちゅうenvyと比較されるけれど、個人的にはそんなに似てなくねぇ?って思う。いや、当然影響された部分は大きいと思うんだけれど、ヘヴンはもっと暗いっちゅうか、黒くて、ブラックメタルやドゥーム/スラッジ/ストーナーのような重さがあると思う。なので、ヘヴンはすげー好きなバンドなんだけれど、結構聴くと疲れる。たまに聴くくらいがちょうど良い。

 ところでこのアルバムは500枚限定のDVDとブックレットが収録されたバージョンがあって、俺はそれを持っているんだけど、そのブックレットに収録されている写真に俺が写ってます。