内輪ノリを広げようという指向

SIMI LABというヒップホップの人達が好きなんだけれど、彼らの最新作に収録されている"Circle"という楽曲のフックがとりわけ気にいっている。『One point One life One circle/点が線になり更に円になる/What's up いつだって分かり合える/見えない糸手繰り寄せまた抱く』というのがそのフックなのだけれど、これって要は「今は小さな内輪だけど、その輪がもっと大きくなるといいよね」ということだと俺は受け取っている。んで、このことは自分が昔バンドやっていた時にしょっちゅう先輩が言っていた言葉なので、脊髄反射的に同意するというか、そういうのって素敵よね、という風に思う。色んな人がいる場所で内輪ノリがどうこう、ということに関しては良く批判されがちではあるし、やりすぎると、それはそれでキツいものがあるってのは確かなんだけれど、輪を広げる指向性が見える内輪ノリに関してはそんなに批判する気にもならないというか。ただ、その輪が魅力的なものじゃないとキツいけどねぇ。輪を広げるためにはこちら側から手繰り寄せるか、逆にあちら側からやってくるか、という二つの選択肢があると思うんだけれど、その内輪がクソつまんないと手繰り寄せようとしても向こうからしたら「やだ、やめて」という感じになるだろうし、向こうからも「つまんねーんだよ、ぼけ」という感じでだーれもやってこないだろう。なので、内輪ノリというのはそれはそれで別に良いかと思うんだけれど、つまらないノリは勘弁してほしい。百歩譲って内輪ノリを公共の場というか、公開されたスペースでやるのは良いとしても「おもんないねん、ドアホ」と言われても「ウチラは面白いと思っているからいいだろボケ」というのは筋が違うというかなんというか。ましてや内輪を広げようと指向性を持つならば、なおのことだと思うんですよねえ。輪を広げたいならより魅力的な輪にしなきゃならないだろうし、つまらねえ、と言われたら面白く、魅力的なものにしようと努力しなきゃならないし、そういった外野からの意見をちゃんと真摯に受け止めることもその努力の一つだと思うんです。輪を広げようとする指向性を持たない内輪の場合は、、、まあ、それこそmixiなりLINEなりでやっててくださいという気分にはなりますわな。あ、今mixiという言葉を使ったんですけれど、別にこれはネットだけの話じゃないです。リアルでもそういうのはよく見受けられるよね。ああいうのを見るたびにもモヤモヤする。まあ、それはともかく、ここ最近内輪ノリっぽいアレを目にしたので、書いたんだけれど、そう考えると今度行われる、はてなオフ会の主宰であるネックラ氏は成功しているか否かは置いておくとして、輪を何とか広げようと努力しているなあ、とは思ったりする。