『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観た

ウルフ・オブ・ウォールストリート ブルーレイ+DVDセット(初回限定DVD特典ディスク付き)(3枚組) [Blu-ray]

学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 - シネマトゥデイ

一言で言うと「セックス・ドラッグ・マネーマネーマネー」な映画。約3時間とやや長めな上映時間なんだけれど、テンポが良いため、殆どダレなかった。ただ「長いなあ」とは思ったけれど。けれど、エンターテイメント、コメディ作品として十二分に楽しむことが出来た。セリフもタランティーノ作品ばりに「Fuck」の登場回数が多い。

俺は自分自身の欲望にはそれなりに忠実ではあるけれど、この映画に登場するような多くの人物ほど忠実ではないし、非倫理的ではないし、モラルも持ち合わせている。けれど、ここまでモラル皆無なぶっ飛んだ感じで生きればそれはそれなりに楽しいだろうなあ、とボケーっと観ながら思ったりした。酒、麻薬、女女女。ただ、それは傍から見てりゃ滑稽ではある。多くの人がこの映画をみて笑うように、そういった生き方はみっともないし、カッコ悪い。観てて面白い。ただ、一方で一種の憧れ?のようなものもあるのも事実。フツーに生きて、フツー稼いでいるフツーの人間からすれば。

ディカプリオ演じるジョーダンが社員に対して演説をぶちかますシーンが幾つかあるんだけれど、中でも「ジョーダンやめへんでぇ~」的な演説シーンは最高。ディカプリオのテンションも最高だし、観ているウチラの方もアガる。まるで、社長に心酔する社員のような気分を味わうことができる、このシーンはこの秀逸な作品の中でも白眉の出来ではないだろうか。ドラッグでラリってまるでムカデのように這いつくばるシーンも個人的には好き。ラストにジョーダンが自分を裏切った奴らを更に裏切る、というところも痛快で良い。まあ、裏切る奴らも裏切られる奴らも悉くゲスでクソ野郎なわけだけど。

兎にも角にもこの作品は終始テンションが高め。だけれどそのテンションの高さと勢いで観客をジェットコースターのような気分に持って行く。そんな作品。ディカプリオの出演作は幾つか観ているけれど、やっぱ彼はこの作品のジョーダンであったり、『ジャンゴ 繋がれざる者』で演じたカルヴィンのような自分の欲望に忠実で下品なクソ野郎が一番似合うと思う。あと、この作品での彼の顔芸が炸裂しまくっているので、そちらにも注目。

ちなみにこの作品のベースは実話。どこからどこまでが実話なのかは下記リンクを参考にどうぞ。
(ネタバレ注意)ウルフ・オブ・ウォールストリートはどこまで本当なの?:本人が白状|OGのゆる〜い英会話BLOG


『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 予告編 - YouTube