1998年、中一の頃の文化圏をざっと振り返る

平成元年生まれが過ごした2002年の文化圏(当時中1) - ぐるりみち。

読んだ。面白かった。2002年というと、俺は高校生だったのでちょっと年が違うだけで随分と観ている景色が違うなあ、と。当時はロキノン系どっぷりだったなあー。ナンバーガールが解散した年でもある。インターネットでも掲示板に出入りしたり、ジオシティーズテキストサイトを作ったりして、色々遊んだりしてた。

んで、これを書くと年がバレるのだけれど、別にいいかー、ってことで書くけれど、俺が中一の時というのは1998年でして。こうやって文字にして書くと随分前な気がする、というか随分前だなあ。何しろまだ20世紀だし。

2002年の事を書くのもそれなりに面白そうだけれど、1998年のころを書いた方が面白そうなので、そっちを書く。

主に部活

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photo by lornagrl

このころこのころ何をやってたかというと、バスケばっかりやっていた。NBAでもちょうどジョーダンが引退したばかりで、当時の雑誌を読むと「ネクストジョーダンは誰だ!?」みたいな記事がいっぱい書かれていた記憶。アイバーソンとかダンカンとかKGとかが徐々に頭角を表し始めた時期でもある。98-99シーズンはロックアウトでシーズンが短くなっちゃいましたけどね。

んで、実際のプレイはというと、まずフットワークで死にそうになりましたよ。入部した時、このキツいのを毎日やるとかマジキチだろ、とか思ってた。あと、今では積極的に水分補給することが奨励されているけれど、この時期ではその重要性がまだそれほど認知されていない時期だったので、練習中になかなか水分取れずにマジで死にそうになってた。そんな感じでバスケ、部活メインな時期。

MTGにハマる

マジック:ザ・ギャザリング 【英語】 【ビートダウン】 甲鱗のワーム/Scaled Wurm*1

とはいえ、部活ばかりやっていたわけじゃない。当時、ハマっていたのはトレーディングカードゲーム。まだ、遊戯王は出ていなくて、やっていたのはMTGことマジック・ザ・ギャザリング。学校ではやっていなくて、通っていた塾の奴らと遊んだりしていた。

ただ、始めたばっかの頃はとりあえずパワーが強けりゃいいだろ、ということで甲鱗様*2を崇拝していましたよ、ハイ。極楽鳥をシャークトレードされたりもしたなあ。やたらとコストが重いドラゴン系のクリーチャーにこだわったりしてたし。とにかくMTGに小遣いをスゲー費やした。

このころはまだデッキの作り方も右も左も分からん感じだったのだけれど、最終的に青単デッキという非常に嫌われるデッキを作り始める。

音楽にはまだあんまり興味が無い


ゆず夏色PV - YouTube

ギターを初めて触ったのもこの時期。この年にゆずがデビューして、ストリート出身のミュージシャンがめちゃくちゃ増え始める。19(ジューク)とかね。んで、友達がギター(当然ヤマハのフォークギター)を買ったので、借りて自分でも弾いて観たのだけれどFが弾けずに断念。聴く方もやる方もあんまり関心が無い時期だったなあー。

強いて言えば、ラルクを聴いたり、ラジオで聴いた椎名林檎に微妙にハマったり。あとは普通にミスチルスピッツが好きだった。近所にまだTSUTAYAも無かったしなあー。スゲー小さい個人でやっているレンタルビデオ屋の一角にレンタルCDコーナーがあったくらい。

個人としては音楽に興味の無い時期だったんだけれど、世間的にはアホみたいにCDが売れていた時期。とりあえず、出せば売れる。SMAPの"夜空ノムコウ"とかもこの時期かー。

日本国内での音楽CDの生産金額が8cm・12cmの合計で約5879億円(レコードやカセットテープを含めると約6075億円)、CD生産枚数が約4億5717万枚とそれぞれ日本国内史上最高を記録し、CDバブル絶頂期を迎える。翌年以降、CDの売上は急速に減少し、現在に至るまでCD不況となる。
1998年 - Wikipedia

らしいです。この年の年間トップ10は以下の通り。知っている曲が多い。GLAYの"SOUL LOVE"ってどんな曲だったか忘れてしまったけれど、その他は知っている。ってかスゲー売れてるなあ。

順位 売上(万枚) タイトル アーティスト 発売日
1位 161.1 誘惑 GLAY 1998/04/29
2位 157.1 夜空ノムコウ SMAP 1998/01/14
3位 147.4 my graduation SPEED 1998/02/18
4位 145.0 タイミング BLACK BISCUITS 1998/04/22
5位 137.1 SOUL LOVE GLAY 1998/04/29
6位 118.2 長い間 Kiroro 1998/01/21
7位 117.3 HONEY L'Arc~en~Ciel 1998/07/08
8位 113.4 愛されるより 愛したい KinKi Kids 1997/11/12
9位 113.2 Time goes by Every Little Thing 1998/02/11
10位 112.7 全部だきしめて/青の時代 KinKi Kids 1998/07/29

あと、音楽と言えばX JAPANのHIDEが亡くなったのもこの年。友達の姉ちゃんが熱狂的なXファンだったので、その友達は色々と大変だったらしいっす。また、モーニング娘。が"抱いてHOLD ON ME!"でオリコン1位を獲得、この年の紅白歌合戦にも出場して、ブレイクの兆しを見せたり。

フランスワールドカップ


(外れるのは北澤、カズ、三浦カズ、 市川の3選手です)

今や日本がワールドカップに出場できない、と思っている人なんかほとんどいないと思うのだけれど、全ての一歩はここから。フランスワールドカップが開催されたのもこの年。まだこの時期はサッカーに詳しくなかったので、ニュースとかで「日本はグループリーグ予選突破が可能!」とか言われていると「ほへー、そーなんかー」みたいに思っていたけれど、結果はご存知の通り。今思うと「そらそうやわな」と思う。

野球

未来蜂1998 横浜ベイスターズ メモリアルモーメント No.MM4 メモリアルシーン

この年の野球で特筆すべきことといえばまさかのベイス優勝。いや、この年はマシンガン打線大魔神で強かったけれど、今となっちゃね。。。この時期にベイスたんがいたら、お星さまどんだけもらえるんだって話。当たり前だけれどベイスはこれ以降の優勝無し。

さて、肝心の阪神だけれど暗黒時代の最盛期。息を吐くように失点をし、黒星を重ねまくる。打線はお粗末そのもの。この年の癒しと言えば坪井の打率くらい。和田*3もそろそろ落ち目の時期やったしなあー。エースは暗黒エースこと藪。というか、藪以外にまともな投手がいなかった。1998年の阪神の主な選手の成績を見つけたので張るけれど、あまりにも酷過ぎる。

【投手】
藪 恵壹 24登板 11勝10敗 防3.51
中込 伸 26登板 8勝13敗 防4.78
川尻 哲郎 25登板 10勝5敗 防2.84
メイ 21登板 4勝9敗 防3.47
吉田 豊彦 44登板 4勝3敗 防5.19
弓長 起浩 57登板 1勝3敗 防1.69
伊藤 敦規 50登板 2勝3敗 防2.87
竹内 昌也 35登板 3勝4敗 防5.97
葛西 稔 51登板 1勝3敗 防3.81
リベラ 44登板 2勝3敗27セーブ 防2.38
【捕手】
矢野 輝弘 率.211(285-60) 3本 20打点
一塁手
大豊 泰昭 率.231(307-71) 21本 61打点
二塁手
和田 豊 率.272(438-119) 4本 32打点
三塁手
ハンセン 率.253(400-101) 11本 55打点
星野 修 率.180(128-23) 0本 2打点
【遊撃手】
今岡 誠 率.293(471-138) 7本 44打点
左翼手
桧山 進次郎 率.226(398-90) 15本 52打点
パウエル 率.255(204-52) 9本 28打点
平塚 克洋 率.273(187-51) 4本 20打点
中堅手
新庄 剛志 率.222(414-92) 6本 27打点
右翼手
坪井 智哉 率.327(413-135) 2本 21打点
1998年 阪神タイガース - スタメンデータベース

マジ、ヤベェ。弓長と川尻が意外とイケてるけど。阪神があまりにアレだったので、この時期はイチローがいたオリックスの方を良く観に行っていた。

テレビ

GTO DVD-BOX


今ではあんまりテレビドラマは見ないんだけれど、この時期はよく見ていた。ビデオで録画したりまでしていた。思い出深いのは『GTO』。反町がやったやつっすね。最近、EXILEの人が主演で『GTO』やったらしいっすけど、そちらは知りません。『GTO』はドラマから入って、後々漫画版さらには『湘南純愛組』を読んだりもした。あとは『眠れる森』とかも観ていたなあ。

バラエティは『ボキャブラ天国』と『タモリ倶楽部』にハマり出す。『ボキャブラ』に出演していた時はまだ、くりーむしちゅー海砂利水魚(キャッチフレーズは「邪悪なお兄さん」)だった。『タモリ倶楽部』を見出したのはテレビ欄で目にした「AV特集」というのがキッカケ。当然、利用できるような代物ではなかったのだけれど、『いいとも!』と『ボキャブラ』では見られないタモリに魅力を感じたのだろうか。そりゃあ昼からAV語ったりしないですけどね。『鉄腕DASH!』やら『笑う犬』が始まったのもこの時期かー。

そして、この時期に個人的に最も重要だった番組が『オンエアバトル』!と書こうと思いきや、調べたところ1999年開始のようだ。記憶があいまい。あ、ノストラダムスの大予言の前年だったので色々なバラエティで「1999年に世界は滅ぶのか!?」みたいな番組やってたなあ。

テレビゲーム

メタルギア ソリッド

スネェェェェク!!っつーことで、この年にハマっていたのは『メタルギアソリッド』っすね。最初、『実況パワフルプロ野球98開幕版』というサクセスモードにおいてパワプロシリーズでも屈指のオールAの出しやすさで有名なゲームを購入したんだけれど、これに同梱されていた『メタルギアソリッド』の体験版をやって「なんやこれ、めっちゃおもろいやんけ」っちゅーことで、正式版も購入。というか買ってもらった。それくらいかなあ。あんまりテレビゲームはやっていないかも。

マンガ

封神演義 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

このころは中学生らしく、ジャンプ漫画にどっぷり。前年にスタートした『ONE PIECE』、『HUNTERxHUNTER』はもちろんのこと『封神演義』も凄く好きだったなー。今見ても単行本の表紙はスゲー良い。今となってはジャンプ本誌は買わないけれど、この当時は毎週買っていた。ワンピ、ハンター、封神演義は単行本も買ってた。小学生のころも一応、ジャンプ読んでいたたけれど、このころは後ろからケツまで全て読んでいたと思う。『ROOKIES』とかもこの時期か。

インターネット/ケータイ


ダイヤルアップ接続音 - YouTube

ケータイはまだ持っていない時期。ポケベルも持っていなかったので、連絡手段は家電。よくありがちな、女の子の家に電話かけるのに親が出ないかドキドキしたり、時間を指定して電話の前で待ったり、待たせたり、という甘酸っぱいエピソードはこの時期の俺にはまだありませんでしたー。

インターネットはあったような、なかったような。どちらにせよダイアルアップに接続してブラウジング。接続の時に「ピィィィィィィーーゴォォォォォォ」っていう音がするやつね。一枚の画像を表示させるのにめちゃくちゃ時間がかかる。動画なんてもっての外。FLASHもまだ全然。ちなみにウチの親父はマカーだったので、PowerPCタイプ(?)のマッキントッシュを使ってた。その後iMac(半透明のアレ)も導入されましたが。

21世紀の中一と20世紀の中一じゃだいぶ違う

こんな感じでした。なんとなくインターネットとケータイのあるなしで、見ている/見ることができる文化がだいぶ違うなーという印象を受けた。友達とのコミュニケーションにおいてインターネットの話題が出てくることがまず無かったからねぇ。

*1:みんなのアイドル

*2:甲鱗のワーム/Scaled Wurm - MTG Wiki

*3:現:スパイス