Pavementというバンドについて個人的なアレをテキトーに書く

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photo by zioWoody


今日【今日の通勤音楽】Pavement『Terror Twilight』 - ロックンロールと野球とラーメンという記事を書いたけれど、ついでというかただ単に書きたくなったのでPavementについて書く。ちなみに、Pavementの本*1とか読んだことないし、聴きはじめたのも解散してからだし、インタビューとかもあんまり読んだことがないので、とっても薄い内容になっているかもしれないけれど、ご容赦いただければと思う。

バンドの概要についてはWikipedia見ればそれで済むと思うので、引用。

ペイヴメント (Pavement) は1990年代に活動したアメリカ合衆国オルタナティヴ・ロックバンド。そのサウンドはローファイと称され、独特のボーカルとギター、ポップなメロディで人気を獲得し、カルト的なファン層を獲得した。キャリアのほとんどの作品はマタドール・レコードからリリースしている。いくつかの作品はマタドールが提携していたアトランティック・レコードやキャピトル・レコードによって流通が行われた。
バンドは1999年に解散したが、2010年に再結成し、2011年現在世界十数カ国を廻るツアーを行っている。

ペイヴメント - Wikipedia


★★★



ひとつ前の記事でも書いたけれど、Pavementの作品で初めて聴いたのは4thアルバムの『Brighten The Corners』。

Brighten the Corners

Brighten the Corners


Number Girlの影響でPixiesを聴きだして、その他オルタナティヴロックに手を出し始めた高校生の頃。既に解散していたけれど、良い、とネットで書かれていたので近所のTSUTAYAでレンタル。SONYのコンポでMDに録音しながら、再生ボタンを押す。。。一曲目の"Stereo"のサビでヤラれた。打ちのめされた。「な、な、な、なんじゃこりゃーーーーーー!」って感じで。やる気が無さそうで、だらけた感じから、一気にドライヴするその瞬間にぶっ飛ばされた。多分、この曲はPavementの曲で一番聴いていると思う。

そして、何より「こいつらヤバイ」って思ったのがその「ブッ壊れ方」。Pixiesも大抵ブッ壊れているけれど、そんな生易しいもんじゃない。そして、その壊れ方もギリギリ音楽的で計算されている。このニュアンスを言葉にするにはどうすればいいんだ!って時思いついたのが「目隠しをしながら片足で綱渡りをしている感じ」という良く分からない言葉なんだけれど、未だにこの言葉は良く使う。まあ、あまり理解されないんだけれど、俺にとってその音楽を好むにはこの感じを持っているか否かが非常に重要なファクターとなる。キャプテンビーフハートとかDufus、Modest Mouseとかもそんな感じやねぇ。



まあ、そんな感じでPavementにぶっ飛ばされたワケだけど、他のアルバムに手を出してドップリハマるかと思いきや、別にそんな事は無かった。聴く音楽、全てが新しくて刺激的に感じられた多感な時期だったので、ハードコアパンク、ポストロック、ノイズ、エレクトロニカ、現代音楽、フリージャズなどなど、色々手を出しまくって、あっちこっちを行ったり来たりしていたので、他のアルバムに手を出したのは大学生の頃。バイトやってはスロット打って、勝った金でCDを買ってたりした時期*2。中古で1st『Slanted and Enchanted』と2nd『Crooked Rain, Crooked Rain』を購入。

Slanted & Enchanted Luxe & Reduxe

Slanted & Enchanted Luxe & Reduxe

Crooked Rain Crooked Rain: La's Desert Origins

Crooked Rain Crooked Rain: La's Desert Origins



購入に至った経緯は良く覚えていて、当時始めたバンドで「どういう音楽性にするか?」という話になった時にイニシアチブを握っていたベースの奴が「Pavementみたいにしたいねぇ」と言っていたんだけれど、『Brighten~』しか知らないので「聴いてみるか」ってことで購入。『Brighten~』は当時もちょくちょく聴いていたんだけれど、購入した二枚は俺にとって「新しいPavement」。当時、住んでいた四畳半(風呂無し)の自宅のステレオで流れた音楽は、もうどうしようもなく「目隠しをしながら片足で綱渡りをしている感じ」に溢れた素晴らしい音楽だった。

あと、高校の時は知らなかった「エモい」という言葉だけれど、正にぴったりだと思った。いや、全然やる気がないように聴こえるんだけれど、ふとした瞬間に現れる「エモさ」っていうんですかねえ。それがすっげーカッコいいと思うのですよ。Pavementはローファイという面とか、やる気が無い(ようにみえる)ところとかがやけにフィーチャーされがちだけれど、個人的にはPavementの魅力というのは「そこじゃねえだろ!?」と思う。エモい、という言葉で片付けるのはあまり好きじゃないけれど、ちゃんとエモくて、ブッ壊れていて、そして単純に音楽/ロックミュージックとして最高だと思う。あとはキラキラしてるよね。



その次に買ったのが、ひとつ前の記事でも紹介した5thで且つラストアルバムの『Terror Twilight』。

Terror Twilight

Terror Twilight


当時はもう自分の音楽観、というのは確立されていたと思うし、USインディも聴き狂っていたので、この作品を聴いた時にはこれまで得られたような驚きや衝撃、というのは得られなかった。だけど、普通に感動しちゃったんですねぇ。もう最高じゃないか、と。先ほども書いたとおり、今でもこの作品は最高だと思うし、感動する。



で、最後に聴いたのは3rdの『Wowee Zowee』。

Wowee Zowee

Wowee Zowee


このアルバムはあんまり思い入れがないんですよねぇ。いや、良いアルバムだと思うし、良い曲も入っているし、俺好みの「目隠しをしながら片足で綱渡りをしている感じ」はあるんだけど。今度久しぶりに聴いてみようかな。



★★★



Pavementのライブ映像。

これ最高ですよね。この電飾の演出は自分たちがやっていたバンドでもやろうとしたんだけれど、金かかるし、重いし、ってことで断念。安っぽい遊園地みたいな感じがあって、好きなんですよねぇ。解散しちゃったけれど、YOMOYAという日本のバンドが同じような演出をしていて、聴いたところによるとやはりPavementが好きとのこと。

ライブ、といえば再結成後は何度か来日したんだけれど、どれも行けなかった。経済的な事情とか体調の面などで。あとはこの時期はバンドも仕事もやっていてクソ忙しかった時期だったので、行きたかったんだけれど、それどころじゃなかった、ってのもある。行きたかったなあー!!見たかったなー!!



★★★



Pavementが好きなんです!」←この一言で終わるような内容でした。


ザ・ベスト・オブ・ペイヴメント

*1:あるかどーか知らんけど

*2:当時は四号機全盛期。もう打たないけどね。