【今日の通勤音楽】菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール / 戦前と戦後

戦前と戦後

今日はコレ。今年の3月にリリースされた菊地成孔率いるバンド?オーケストラ?の最新作。先日購入したばかりなんですけれど、いやー、これはなかなかの傑作じゃないでしょうか?歌謡曲あり、甘い感じのシャンソンあり、ヒップホップあり、ジャズあり、とめちゃくちゃ雑多な内容なんだけれど、何故だかスマートにコンパクトにまとまっていて何度でも聴きたくなる。インストは1曲のみで他の曲は菊地氏がボーカル(&MC)を務めている、というまさかの展開ですが、これはこれで良い。SIMI LABのOMSBとDyyPRIDEが参加していたり、キップ・ハンラハンのカバー曲ではキップ自身が参加している。全体的なベースはラテンパーカッションを軸にしていて、どことなく南米っぽい感じがあるんだけれど、引き出しが多すぎてよくよく聴くと南米っぽくもない、みたいな不思議でエキゾチック感じ。あと、アルバムタイトルが良いですね。戦前と戦後、って結局「今」なんだよね。

俺はiTunesで買ったんですけれど、フィジカル盤ではDVDも付属されています。俺はあんまりDVDとか見ないので音源だけでいいやーってことでデジタルで買いました。

Before and after the war 戦前と戦後

Before and after the war 戦前と戦後


来週にはペペ・トルメント・アスカラールのベスト盤がリリースされるみたいです。