【今日の通勤音楽】Raien " SULLA LINEA D'ORIZZONTE TRA QUESTA MIA VITA E QUELLA DI TUTTI"

通勤中にiPodで聴いた音楽を紹介する誰得なコーナー。今日はコレ。
f:id:xKxAxKx:20110616121921j:plain
diskunion: RAEIN / ラエイン / OGNI NUOVO INIZIO

昨日に引き続き、激情系の音楽を聴いて通勤。最近、すこしイライラというか、対ヘイト値みたいなものが溜まり狂っているので、こういう類の音楽を聴く。別にそれによって発散できるわけではないんだけれど。今日聴いたのはイタリア産ハードコアの重鎮、と言うわけではないけれど、ここ日本でも比較的有名なRaein。oto Records*1からもアルバムやスプリットがリリースされたことがある。

これは2011年の4thで当初はアナログオンリーで500枚限定プレス。だけど、この作品もRaeinのホームページからデジタル音源が購入可能。Raeinは2ndが激情HCの中でも屈指の名盤で、ブルータルかつバイオレンスな感じでどちらかと言うとOrchidみたいな感じだったんだけれど、再結成後にリリースされた3rdの"OGNI NUOVO INIZIO"からはポストロック要素が強くなって、フランスのDaitroとか日本のenvyっぽい感じでちょっと美麗になった。んで、この4thもその路線を踏襲したものと言える。

まあ、個人的には初期の方が好きなんだけれど、こういった抒情性とかドラマ性とかを重視した音楽も別に嫌いじゃない。かっこいいしね。バンドのアンサンブルはかなりのものだと思う。けどなー。最近の激情系はこういったタイプの音を出すバンドが多すぎる気がするんだよなー。激情系といえばやっぱり俺的にはOrchidが至高なので、そういった音を出すバンドがもっと出てきてほしいなー、と思う今日この頃。

*1:killieの吉武氏主宰のレーベル&Distro。今どーなってんだ?