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2013年に読んだ良かったエントリをいくつか

まとめ ブログ

2013年もいろんなブログでいろんな記事が書かれ、ネットの海に撒き散らされてきた。ピックアップされて囃し立てられものもあれば、燃えまくったものもあるし、一方で陽の目を見なかったものもある。んで、大抵の記事は消耗品でしかなく、すぐに忘却の彼方へ消えていく。それでも、中には印象に残る記事、心に刺さる言葉というものがある。2013年で俺が良かったなー、と思ったブログの記事を幾つか考えてみた。



召されるということ: やまもといちろうBLOG(ブログ)
やまもと氏らしくない記事だけど、一周回ってなんとなくやまもと氏っぽい記事。しなもん氏の訃報を受けて書かれた記事だけど、なんか好きで何度か読み返している。この記事のブコメに「なんというか、自分の身内の葬式にヤクザが来て、そのヤクザが静かに焼香してる感。」というのがあったけれど、言い得て妙だなー、と思った。まー、やまもと氏は基本的に優しい人だと俺は思う。



文科系の大学生にプログラミングを教えて思ったこと - UEI shi3zの日記
音楽やってきて、バンドをやってきてもう何年も経つけれど、初めてマーシャルにシールドを突っ込んでジャーン!と鳴らした時、その後初めてギターとドラムとベースで音を合わせて曲が構築された時(Number Girlの「透明少女」をやった)。未だにそれを超える感動というのは味わえていない気がする。

自分自身の手で自分でなんらかの"もの"を作り出したと思える感動。

そうだよな。これがコンピュータの根源的な楽しさなんだ。

元エントリではプログラミングの事が書かれている。けれど、やっぱり何事も最初が一番感動できるし、最初に感動できなきゃ何事も続かない。



「ヘッドハンティングされた男」のこと - いつか電池がきれるまで
広島の大竹がFAで巨人に移籍したことを受けて書かれたエントリ。すごくいい文章だと思った。言葉の端々から怒りなどの感情とかやるせなさがひしひしと伝わったくるんだけど、あくまでも冷静に書こうとされている。そしてファンで居続けることの切なさとか、いちスポーツファン、野球ファンとしてすごくグッときた。

何かのファンであるとか、応援しているというのは、ものすごくやっかいなものだな、とあらためて思うし、「他人に期待すること」の虚しさとか理不尽さとかを、あらためて意識せざるをえない。


Broadcast To The Blog : 音楽の価値とは??
Broadcast To The Blog : 音楽の価値とは?? の続き??
塾講師をしている、とあるバンドマンが書いているブログ。ちょい前に普段はYouTubeでダウンロードして音楽聞いている人に対して激怒したエントリを書いたけど、同じく彼の生徒が音楽を聴くために何の犠牲も払っていないことに対して衝撃を受けた、というエントリ。やっぱり今はこれが「普通」なのかなぁ、と思うと非常に寂しく思う。んが、何とかしないとな、とも思った。

音楽にお金を払って聞くという価値観が存立していない状況であった。虚しさに震えた。
こうした子供達が将来大きくなって、今の音楽コンテンツに夢を求めて投資をしてくれる日はくるのだろうか。この感覚の違いは数年経てばいくらかは埋まるモノなのだろうか。
いや、その前にどうにかして、音楽の楽しさをこの子のような将来を担う世代にも伝えていかないと!!と一人の音楽人として思った今日この頃だった。



12月でブリグリを連想したから、連想ゲームを続けて僕の青春の1ページを書いてみたよ。 - Mitchie's Diary
以前もウチのブログで紹介したエントリ。別になんてことのない思い出話が書かれているんだけど、なんとなく好き。うーん、例えるならば「なんとなくのまま、なんとなく終わっていく」ような感じの映画を見たような、そんな感じの小説を読んだような感覚。文体がいいのかもしれないけれど。



猫が死んだ
増田より。猫が亡くなったことを受けて書かれたエントリ。こういうベタではあるが「悪ぶった文体や皮肉っぽい文体ででいい話や、泣ける話を書く」というのに弱いのかもなー。俺は動物を飼ったことがないんだけど、猫が大好きで、こういう話を読んだりするとすごくせつなーくなる。最初に挙げたやまもといちろう氏のエントリでも思ったんだけど、やっぱり人間と動物の関係性というのは儚くも強いものだな、と感じた。



かっこいいぞ、レコード - ロックンロールと野球とラーメン
最後は手前味噌ですが。自己紹介の次に書いたエントリーだけど、文体といい構成といい、今とは何もかもが違いますなー。まー、2ヶ月ちょっと前の文章なんだけど、今では懐かしさすら感じる。いろいろと音楽関係のエントリは書いたけれど、やっぱこれが一番いい気がする。



以上。まー、昔から使ってたはてなのアカウント削除してしまったから、気に入った記事を全てチェックできていないんだけどさ。んー。こーやって見てみるとやっぱり、と言うかなんというか、その人の「素」が出ている文章とか、なんとなくその人の人柄が垣間見ることができる文章が好きなんだなーと思った。時流に乗ってサードブロガーがうんぬんかんぬんだったりとか、はてな村ブロゴスフィアがどーのこーのだったり、あいつとこいつが喧嘩しているとかそーいう文章も面白いし、ブログ論とかも読んだり書いたりするのは好きなんだけれど、やっぱりその人の人間性が溢れている文章が読みたいと思う。

あと、読みやすい文章ね。今回挙げた文章はどれも回りくどくなくて、ストレートに伝わってくる。もちろん難しい言葉を並べ立てた、アタマの良いっぽい文章を読むのもいいんだけど、後々考えてみるとそーいう文章って自分の中に何にもの残らない。や、これは俺が頭悪いからそー感じるのかもしれないけれど。まー、逆にあまりにも幼稚な文章も読む気しないけど。何事もちょうどいい塩梅で、ってことで。



来年もいい文章が読みたいと思う。