匂い

先日、好きな匂いがどうのこうのという話になって、そのときはレモンの匂いとかが好きかなー、みたいな感じでテキトーなことを言っていたのだけど、好きな匂いについて今一度向き合ってみたら「マジック・ザ・ギャザリングのカードをブースターパックから取り出した直後の匂い」がとても好きだった、ということを思い出した。マジック・ザ・ギャザリングというのはトレーディングカードゲームの一種のことで、ブースターパックというのはそのカードが15枚封入されているパックのことだ。そして、そのパックから取り出したカードの匂いというのは、なんというか非常に「新品感」が溢れる匂いだったのだ。もう15、6年ほどマジック・ザ・ギャザリングのカードを購入していないのだが、今売っているやつもそんな匂いを感じることが出来るだろうか。つい最近、布団のカバーを買い替えたのだが、しばらくは「新品」を感じる匂いがそのカバーから漂っていた。そして、その匂いもとても良いものだった。

ところで匂いといえば銀杏の匂いがわりと強烈なことは承知のことだと思う。小学生の頃、祖母が銀杏を自宅に持ってやってきたことがあったのだが、その時は「ばあちゃん、うんこ漏らしてんのかな...」と思ったりしていた。

先週、外出した際に訪れた店でいいなあ、と思うものを見つけたのだが、そのときは購入を見送った。それなりに値が張るものであったし。ただ、一週間たっても「いいなあ」と思い続けていたので、購入を決心し、今日その店に訪れたらその品は売り切れていた。別のカラーのモノは売っていたのだが、欲しい色ではなかったので、店員に再入荷とか他の店舗から取り寄せは可能であるか、などを確認したところ、再生産無しで且つ他の店舗でもすでに売り切れているとのことであった。それでもまだ欲しかったので、その品を生産しているメーカーが直営する店舗に連絡したところ、まだ在庫があるとのことだったので、電車を乗り継ぎ、訪れた。だが、どうやらコミュニケーションの齟齬があったようで、その店舗でもおれが欲しているカラーの品は売り切れてしまったとのことだった。がーん。心に闇を抱えたまま、ふらふらと街を彷徨った。ふと訪れた洋服屋で「これはいいなあ」と思うスウェットのパーカーがあった。合わせてみると少しおれには大きいサイズだったので、合うサイズの在庫があるか確認したところ、その店舗にも他店舗にも在庫なしで再生産なしとのことだった。がーん。それからラーメンでも食べるか、と思ってラーメン屋に行ったら、臨時休業中だった。ガーン。仕方ないので、テキトーに食事をすます。立ち寄ったカフェで少しコードを書いたりした後、帰宅のために電車に乗った。そこでふと、思い出した。明日、コミティアに行くのだった。今日、ティアズマガジンコミティアのカタログ本)を購入しなければいけないのだった。買うの忘れてた。おれが住んでいる町には売っていない。現地でも買うことは出来るが、事前にサークルチェックしておきたかったのだ。がーん。何もかもうまくいかないので、多分、わざわざ売っているような本屋に行っても、きっと売り切れているに違いない。こんな日はとっとと風呂入って酒飲んで寝るに限る。

近況

新しい職場に行くようになってから一週間くらい。仕事としては主にインフラの構築とかをやったりしている。んで、職場の近くに大学があるのだけれど、これがかなり良い。というのも、その大学は部外者でも学食を利用することができる。なので、だいたい250円でカレーやラーメンや蕎麦やうどんが食べられるし、定食でも400円ちょっと。自分で弁当作るよりは多少高く付くのかもしれないけれど、それでも安いし、バリエーションもそれなりにあるし、ボリュームも十分。あと、大学なので当然、女子大生がいるのだが、それもだいぶ良い。あと、今の職場ではj-waveが流れているのだが、suchmos流れすぎだ。ひとつの番組あたりに最低一回は耳にしている気がする。体感だけど。


写真は最近全然のっけていないので、この人もう写真には飽きたのかな?と思われそうだけれど、そんなことはなく、頻繁に撮ってはいるんだけれど、いかんせん、編集したり、選別したり、いろいろな所(ブログ、Flickr、500px、Instagramなどなど)にのっけたりするというのが割とめんどくさくて…。というか、「写真をやる」という行為において、撮影するというのは、例えるならば「洗濯」における「洗濯機のボタンを押す」という部分でしかなく、他の洗濯物を取り出して、干して、乾いたら取り込んで、畳んで…といったような+αがなければ成り立たない。のだが、いかんせんこの+αがめんどくさいんだよなあ。洗濯もそうだし、写真もそう。ちゃんとやろ。


今月末にJリーグ開幕だけど、とりあえず、ホーム開幕戦の新潟戦@ノエスタに行く予定。開幕戦である清水戦@日本平は行くかどうか迷っている。交通費もあるしなぁ、と。ただ、さわやかのハンバーグ食べてみたいなーという気持ちもある。ギリギリまで考えてみよう。今年からJリーグの試合はスカパーからDAZNでの配信になるけれど、まだ登録していないが、操作感とかディレイとか画質とかが色々言われているので割と不安。というか、ルヴァンカップの試合はDAZNで配信されないというのは「ハァ?」という気分だ。ところで、Jリーグといえば昨日、サガン鳥栖マスコットキャラクターと安保法案廃止を訴えるプラカードを掲げる人が写真を撮ってSNSだかFacebookだかにその写真と共に「ウィントスも加わって安保法制廃止!」というメッセージを投稿してちょっとした炎上をしていた。おれは政治思想的には左寄りだと思うし、且つ安保法案については成立までのプロセスを含めて反対の立場をとるのだけれど、このニュースを見てアホかよ、と思ったし、仮に自分のチームのマスコットでこれやられたらクソ腹立つなあ、と思った。とはいえ、仮に「人種差別反対」といったような普遍的に無くしていかなければならないようなメッセージであれば別に腹立たないし、炎上しなかっただろう。Jリーグ自体も明確にそういったメッセージを掲げているわけだし。スポーツと政治利用についてはまあ、色々意見があるだろう。おれ自身もそれほどこのことについて明確な考えを持てているわけではないのだが、とりあえず、今回の件については単純に不快だった、ということを書いておく。

名字

おれの名字はカクタニといって、別にこの名字が特別好きなわけでもないし、かといって嫌いなわけでもないのだけれども、一つだけこの名字で困ることがある。レストランとかで席を待つ時にリストに名前を書く時があるけれども、このリストがカタカナで書くやつだった場合、「カクタニ」と書くと、結構な頻度で「カワタニ」に読み間違えられることがある、ということだ。先日、行ったカレー屋もカタカナで書くタイプの席待ちリストだったのだけれど、そのときも「カワタニ」に読み間違えられた。あと、電話で「カクタニです」っつって予約して、店に行ってみたらカワタニって書かれていたりというのも一回だけある。まあ、大抵の場合「あ、読み間違えらたけどまあええか」っつって、「はいはい、ワタシがカワタニです」みたいな顔で店員に申し出るのだけれど、一番困るのは本当にカワタニさんがいた場合。「◯名でお待ちのカワタニ様〜」って言われて、カワタニ面して店員に申し出てみたら、本当のカワタニさんがいて「いや、おれがカワタニですけど?」みたいな感じになったら、これはもうなんだか、モノマネ番組で本人が登場した時のような心境にならざるをえない。まあ、今のところそういう事はないのだけれど、今後はあり得るので、今度から席待ちリストにはあんまりなさそうな名前……オニガワラとかにしようと思ってる。あ、けど、オニガワラだったらオニガクラに読み間違えられるリスクがあるか。下手したら「二」と「ン」を読み間違えられて、オンガワラって呼ばれるかもしれない。そう考えると、カタカナという言語の仕様が悪いという風にしか思わざるをえないのだけど、どうですかね。

単純におれの字が下手っていう可能性もある。一応、気をつけて書いているんだけどな。